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2021年07月08日

●家族の助かりを願って

戦後間もない頃、あるご婦人のご信者が、「どうか、うちの舅の頑固な頭が変わりますように」とお届けなさいました。このご婦人のご主人は胸を病んでおられ、働くことが出来られず、療養に必要な費用を工面しなければなりません。さらには、子供を養育しなければならず、その日の暮らしもままならない生活であるにも関わらず、お義父様は「日に三度、白いご飯を腹いっぱい食べたい」と言われるのでした。

★二代教会長・伊藤コウ師は、「あなたの三度の食事を二度に減らしてでも、お義父様に食べてもらいなさい。」とみ教え下さいました。ご婦人は、そのみ教えを素直に守られ、「どうぞ、守らせて頂けますように」とお願いしながら、自分の食事を減らして、お義父様にご飯を食べて頂かれたのでした。一週間ほど経った頃、お義父様が「私だけが、こんなご馳走を用意してもらうのは、もう十分だ。」と言って下さったのです。そして、お孫さんの服の修繕費を出して下さったのでした。

★それから、同じ頃、お隣に引っ越してこられた方が、「すみませんが、お宅とうちの間の木塀を新しくさせてもらえませんか。費用は全てうちが出させてもらいますから。」と言ってこられました。新しい木塀が出来上がって、お隣へ御礼に行かれますと、「端材がたくさん出ましたので、よかったら薪にでも使われませんか。」と親切に仰ったのです。お隣は材木屋を営んでおられたようで、有難いことに、お風呂の焚き付けの材料に頂いて帰られたのでした。そして、その後も有難いことに、生活が立ち行くようになっていかれたということです。

★家族が助かってゆくことを願って、自分の欲を放され、お義父様のことを先に考えて、信心を基に家業に励まれましたので、他のことは神様が整えて下さり、生活が立ち行かれるようにして下さったのです。

★それは、決して心が強い方だから、出来られたのではありません。出来そうにないところも「どうぞさせて頂きますように」とお届けなさって神様におすがりしきっていかれたのです。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 09:31 | 令和3年の「み教え」