金光教阿倍野教会ページ内リンク


2021年04月03日

●『出来てくること皆おかげ』

昨日は、月例祭に併せて令和三年の勧学祭を、無事にお仕え申し上げることが出来ましたことは、真に有難いことでございました。児童・学生の方々の進学進級の御礼と、新年度も心身共に健康で、信心を基にした勉強と御用に励ませて頂いて、神徳・人徳・学徳が蒙れますように、共々にお願いをさせて頂いたことでした。

★二代教会長伊藤コウ師のお母様・ハル氏は、コウ師に師範学校へ入ってもらいたいと、強い願いを込めておられました。しかし、コウ師は、「どうあっても女学校へ入りたい!」と思われ、ハル氏のお言葉を振り切り、清水谷高等女学校へ受験の願書を提出されました。受験当日、コウ師は試験会場の門前で、受験票を忘れて来たことに気付かれ、急いで帰って受験票を持って引き返されました。しかし、数学の時間は余すところ僅かとなっており、満足な解答が出来ず、不合格となられたのでした。

★そのことについてハル氏は、「おかげや!おかげや!」とずっと仰っておられたのでした。出来てきたことは神様のお繰合せであり、ハル氏の受け取られ方は、ただ「有難いの一心」であられたのです。 翌年、コウ師は師範学校を受験され合格されました。そしてコウ師は、四年間一日の欠席もなく、優秀な成績で卒業されたのでした。コウ師はハル氏やお姉さん達から、信心をもって、どのような結果も有難く受け切ることを実践しておられる姿を見せて頂かれ、「出来てくる事は皆おかげである」という深い意味を教えて頂かれたのです。

★伊藤コウ師は、「にわとりが大地に餌を探してついばむように、喜ぶことを探して、小さいことでもしっかりと御礼を申させて頂く稽古をさせて頂きましょう」と常にみ教え下さいました。明るい心で、先を楽しみにお願いをさせて頂くことが、ご信心の上で大切です。また、思い分けの出来る賢さを身に付けることも必要です。

★出来てきたことを、おかげにさせて頂ける人間にならせて頂けます様、普段から求めて、有難い部分を見る稽古をし、喜び上手な生き方に努めさせて頂きましょう。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 令和3年の「み教え」