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2021年04月01日

●「世の中にこんな方がおられるだろうか」

先月の30日に陶山氏の告別式をお仕え申し上げました。

昭和7年7才頃から親とともに参拝なさって日参と聴教に励まれ、御用に心を配られた陶山氏でしたが、3月28日に94歳7ヶ月で天寿を全うされました。

★2月13日には、医師から「危篤状態で看取りの状態に入ります。余命は1週間です。」とご家族に告げられましたが、それから6週間のお命を延ばして頂かれたのです。その間、点滴も出来られない状態でしたが、お水が頂けるようになり、ゼリーが頂けるようになって、さらには御神酒を毎日一口ずつ頂けるようになられたのでした。

誤嚥性肺炎を起こされることなく、一日一日お命を頂いて来られました。ご家族は毎日、陶山氏が入所されていた施設にお見舞いに行かれ、一生懸命神様にお縋りなさって、一日一日を陶山氏と共に大切になさって来られたのです。

★陶山氏は最期まで意識があり、会話も出来る状態であられたとのことですが、「痛い」「辛い」「苦しい」等の言葉は口に出されることなく、とにかく「嬉しい」「有難い」「有難うございます」としか仰らなかったそうです。

そのお姿に、施設の職員さんをはじめ、お医者さんや看護師さんは感心なさって、「世の中にこんな方がおられるんですねえ...」「私達もお世話をさせて頂いて、良い勉強をさせて頂きました。」と口を揃えて仰っていたということです。

お命を長らえて頂いているという有難さ、また、喜びに満ちておられるお姿、そして、ご家族が愛情深くお世話をなさっているお姿、家中がご信心をさせて頂いてお徳の積み重ねにより、このようなおかげを頂いてこられた陶山氏をご覧になって、「世の中にこんな方がおられるんですねえ...」「私達も良い勉強をさせて頂きました。」と感じられたことと思います。

★『金の杖をつけば曲がる。竹や木は折れる。神を杖につけば楽じゃ。神は曲がりも折れも死にもなさらんからのう。』


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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:45 | 令和3年の「み教え」