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2021年02月16日

●実意丁寧な商売

以前、あるご婦人がお結界に来られて、「最近うちの主人が、信心に凝りすぎて困っております。先生から、あんまり信心に凝りすぎないように、主人に言ってやってください」とお届けされたのです。よくよく話を聞いてみると、ご主人は商売をしておられるのですが、信心なさる前までは、利益を取ることしか考えておられなかったそうです。しかし、熱心に信心なさるようになって、「これからは、お客さんに出来る限り親切丁寧にして、実意丁寧な商売をさせて頂こう!利益は少なめにさせてもらおう。」と言い出したということです。奥様から見れば「今でも生活は苦しいのに、そんなことしたら食べていけなくなります。ですから、信心に凝りすぎないように言うて下さい」ということだったのです。

★そこで三代教会長伊藤良三師は[少し聞いて下さい。ご主人と奥様の信心には、かなり差があります。あなたはあまりお参りもされず、み教えも頂けておりませんが、ご主人は一生懸命お参りして、み教えを頂いておられます。あなたには、ご主人の言う事が極端に聞こえるかもしれませんが、しっかりとみ教えを頂いて信心をなさっているご主人が、どのようにおかげを頂いていかれるか、その姿を見てあげてください。ご主人の信心の足を引っ張らないように、一年間覚悟を決めて、ご主人の方針に従ってあげてください。心配になれば、神様に「どうぞ商売が繁盛しますように」とお願いして下さい。]とみ教えなさったのでした。奥様は、「そうさせて頂きます。」と言われたものの、不服そうに帰っていかれました。

★そうして、ご主人が実意丁寧な商売を続けられた結果、赤字続きの商売が黒字になり、有難いことにお客様・得意先が増えていき、結構に繁盛させて頂かれるおかげを頂かれたのです。後に奥様は「未だになぜ繁盛したのか、よく分かりません。信心の世界は不思議なものですなあ。」と仰っていたそうですが、ご信心に基づいて、実意・丁寧・正直・親切なお商売をさせて頂きますと、双方が立ち行き、繁盛させて頂くことができるのです。

★『氏子信心するという心におかげはない。信心させて頂くという心におかげはある。氏子商売するというから神は見ておる。商売させて頂くという心になれば、神はつきまとうてさせてやる。』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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