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2021年02月13日

●願い成就のために、分相応な生活

 阿倍野教会が布教初めの頃から、家賃の支払い等に遅れのないように苦労なさった、初代教会長・伊藤徳次師や二代教会長・伊藤コウ師は、手続きの親教会である島之内教会へ歩いて参拝をなさっておられました。コウ師は、歩いておられる道中、電車や自動車を見かける度に「ようし!今に私もあんな電車や車に乗らせて頂いて、参れるようにならせて頂こう!お金を無駄に使わないようにおかげを頂いていきさえすれば、やがて電車にも自動車にも乗らせて頂ける!きっとならせて頂ける!今はご修行させて頂こう!」と、ご修行させて頂いているご自分を、励ましながら参拝させて頂くことを、先を楽しんでなさっておられたのです。

★また、昭和32年にこのお広前が完成した頃のことです。あるご信者が、真心から中古車をお供えしようとなさったことがありました。その時にコウ師は「あなたの真心だけは、神様にお取次させて頂きます。教会は今、ご建築が終わったばかりで、電気代やガス代、水道代を支払うことで精いっぱいです。旧広前の頃に比べると、経費は大変多くなっており、全く余裕がない状態です。維持費を払うことも、運転手さんを雇うことも出来ませんので、今の教会には、車は分不相応なのです。それでは宝の持ち腐れになり、勿体ないことになりますので、車はお持ち帰り下さい。先々には維持費も出せて、運転手さんも雇わせて頂くことが出来る状態になったら、現金で買わせて頂きますので、ご理解ください。」と仰ったのでした。納得されたそのご信者は、「先走ったことをいたしました。申し訳ありませんでした。」とおわびを申されて車を持ち帰られました。

★すると、別のご信者が「先生、頂いておかれたら宜しいのに…。いらなければ売られたらいいのです。」と言ってこられたのです。コウ師は「教会は、人様の真心を踏みにじるようなことは出来ません。それこそご無礼です。」と仰せになられたのでした。

★私達は、自分の分相応を越えてしまうことがあります。それは驕りから起きてくることです。家庭の上でも、仕事の上でも、全てにおいて信心を基にさせて頂き、常に分相応を心掛けることが健全な姿なのです。コウ師は常に「どんなに裕福な生活になっても、どこまでも最小限の生活をするように。3年の蓄えなければ、家にあらず!」と言い聞かせて下さいました。大きなお願いを立てて、先を楽しみに信心辛抱させて頂きましょう。

★『おごりがましいことをすな。ものは、細うても長う続かねば繁盛でないぞ。細い道でも、しだいに踏み広げて通るのは繁盛じゃ。道に草を生やすようなことをすな』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:51 | 令和3年の「み教え」