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2021年01月17日

●全てに「節する」

近頃は、ウイルスに感染しないように免疫力を高めるということも含め、健康に留意することに関心が高まっています。

★私達の体を整えるためには、「腸を整えること」が大切です。腸は「第二の脳」と言われているほどに重要な働きをしますが、腸の状態が良くなければ、免疫力も低下し、健康を害するとも言われています。大腸の中には実に百兆個もの腸内細菌が存在し、その中でも、クロストリジウム菌という菌は、仲間の免疫細胞の過剰な攻撃を抑える役割を持つことが分かったそうです。

★その免疫細胞は、「Tレグ(制御性T細胞)」と名付けられています。このTレグの働きで、全身の各所で過剰に活性化し暴走している免疫細胞がなだめられ、アレルギーや自己免疫疾患が抑えられていることが分かってきました。そのTレグが、腸内細菌の一種であるクロストリジウム菌の働きによって、私達の腸で作り出されていることが、最新研究で明らかになってきました。

★クロストリジウム菌は、私たちの腸内の「食物繊維」をエサとして食べ、「酪酸」と呼ばれる物質を盛んに放出します。この物質は、腸に集結する免疫細胞に「落ちついて!」というメッセージを伝える役割を担っています。このTレグを増やすには、「食物繊維」が必要だということです。日本人は、昔から木の実やキノコ、豆類、根菜類などから多くの食物繊維をとってきた為、食物繊維を好んでエサにするクロストリジウム菌などの腸内細菌が、多く住み着くようになったと考えられています。ところが、日本人の食生活は欧米化へと変化し、急激な食の変化に、アレルギーや自己免疫疾患など「免疫の暴走」を増加させるような、異変の一因となっている可能性があるというのです。

★そこで、何事も「節する」ということが大切であると言えるのです。毎日、私達が頂く食物を、本当に体に良いものを有難くご祈念して頂いておりますと、血となり肉となり栄養となって、十二分に働いてゆくことが出来るのです。人間関係でも「節する」ことが大切です。それには、相手を立てるということです。そうすることによって互いに良い人間関係が保て、心身共に健康で円満な生活が過ごすことが出来るのですね。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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