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2020年11月28日

●恩知らずにならぬよう              

二代教会長・伊藤コウ師のご時代に、あるご信者が自分の住まいのことについてお届けなさいました。そのご信者は、知人のご厚情で、「家賃は一切要りませんから、住んで頂いて構いませんよ」と言って頂いたので、その言葉に甘えて、本当に何のお礼もせずに住んでこられたのでした。ところが、家主さんの都合で、「家を明け渡して欲しい」と言われ、慌ててお届けに来られたのでした。

★伊藤コウ師は、「それは当たり前のことですよ。いくら、相手がご好意で言って下さった話とはいえ、人様の家に、何のお礼もせずに住み続けたら、いつか出て行かねばならないようになるのは当然のことです。お世話になったら、そのお礼は、どんなに親しい間柄であっても、たとえ親子、兄弟であっても、きちんとさせて頂かなければ、めぐりを積むことになってしまうのですよ。」と、み教えになられたのでした。

★御礼の足りない生き方は、知らず知らずのうちにご無礼を重ね、徳を失い、神様からも人からも信用して頂けなくなって、良い関係が築けなくなってしまいます。また、物に対しても御礼の心が足りず粗末な扱いをしていると、身に付かず何もかもが自分から離れていってしまうのです。常に、ご恩返しの働きを心がけて、ご無礼のないように、積徳の信心生活をさせて頂きたいと思います。

★『信心する者は、山へ行って木の切り株に腰を下ろして休んでも、立つ時には礼を言う心持ちになれよ』『道で夕立ちになると軒下を借りて、「雨はまだやまぬか、やまぬか」と言って雨が止んだら「やんだ、やんだ」と言ってお礼も言わずに出て行ってしまう。そのような信心ではおかげにならない』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 令和2年の「み教え」