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2020年11月27日

●信心辛抱の先に光あり

 農作物の獣害は深刻な問題となっているようですが、以前、農家のご信者の方々から様々なお話を聞かせて頂いたことがあります。スイカを栽培しているお方に聞いたお話では、スイカが大きく育って熟れた頃になると、決まってカラスが鳴くのだそうです。そのカラスはいわば見張り役のようなものらしく、そのカラスが鳴くと、たくさんのカラスが飛んできて、熟れた実をつついてしまうそうです。そこで、大急ぎで収穫をするのだと仰っておられました。

★また、稲作をなさっているご信者にお聞きした話ですが、イノシシが田んぼに入り、収穫前の稲穂を上手に口でしごいて、お米を食べてしまうそうです。更には、イノシシが通ったところは獣の臭いがついてしまい、売り物にはならなくなってしまうというのです。田植えをなさり、お照らしがあったり、なかったり、あるいは大雨が降ったり・・様々な天地のお働きをそのままに受けながら、心血を注いでお世話をなさり、やっと収穫まで漕ぎ着けようかという時に、そのような被害を受けられるのですから、どれほどのご辛抱でしょうか。「動物にも少しは分けてあげなければなりませんから・・・」と共に立ち行くことを願っておられます。そのようなご辛抱をなさりながら、天地のお恵みを享受なさり、努力と工夫を重ねながら、年々収穫のおかげを頂いておられることは、真に尊いことだと思わせて頂きます。

★新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、先の見えない不安を感じてしまう、ということがあるかもしれませんが、これまで頂いてきたおかげに目を向けて、御礼を土台にして信心辛抱をさせて頂く稽古を、共々にさせて頂きたいと思います。今出来ること、させて頂くべきことを、先を楽しみにコツコツと積み重ねさせて頂けば、道は必ず開けていくのです。

★『辛抱するがよい。辛抱というぼうは強い棒じゃ。何を担うても折れるようなことはない。もし折れたり曲がったりしたら、それは辛抱じゃない。おかげを受けようと思えば辛抱になければならぬ。信心は長う続かねばならぬ。長うて強い信心辛抱には、どのくらいなおかげを担えるやらわからぬぞ。先を楽しんで信心辛抱さしてもらうがよい。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:03 | 令和2年の「み教え」