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2020年05月24日

●親は親の立場で、見直し、改まる

ある先生が金光キクヨ姫様(三代金光様の奥様)に「うちの子供がやんちゃで困ります。」とお話をなさって現状をお聞きに頂かれたそうです。それというのも障子をよく破るので注意しておられましたが、何度言うて聞かせても障子を破るのが止まりませんので、度重なるごとに怒鳴ったり、尻をつねったりしてしまったということです。

★すると、キクヨ姫様は「良い子じゃのう、元気な子じゃ。」と子供を褒められた後、「やんちゃするだけ元気なことだから喜ばねばならん。2歳、3歳の子は外に働きに行くまい。小さい頃は親の手元におって、ガサゴソするのが仕事じゃ。やんちゃをしなくなると、親はそれ体温計じゃ、水枕じゃと走り回り、どうぞ一日も早く良くなって、やんちゃをしてくれと思うであろう。」と仰せられ、次には「あなたは子供に障子を破られたら、その障子をどうしているのですか?」と尋ねられました。その先生は「また破ると思って、放ってあります。」と答えられました。キクヨ姫様は「口では『破ったらいかん』と言いながら、心の中では『また破るじゃろう』と思って、破られることを待っておるではないか。破られたままにしておるから子供心に破っても良いと思うのです。破られたらすぐに貼る。そうすると子供ながらに『私が一生懸命破っているのにお父ちゃんお母ちゃんはすぐ貼るが、破るということは良くないことだな』と思うようになり、破るのをやめる。」と仰ったそうです。

★そうして、根気強く貼り直しておられましたら、三か月程して破らなくなったのです。その先生がお礼の報告をなさいますと、キクヨ姫様は「子供が破ったのを貼ると思えば大儀だが、あなたが30年前にやんちゃをして破ったのを、今貼りよるんじゃと思って貼りなさい。子供はまた20年,30年したら貼らされますよ。」と笑いながら仰せになられたのでした。

★親が子供に対して教える時でも、これまでの自分の行いの積み重ねが今日です。家族の身の上に、何かが起こってきた時には、親の立場で改まるべきところを、神様がお知らせ下さっておられるのです。ですから、「これは誰々が悪い」「これは環境が悪い」と考えるのではなく、親は自分自身を見直すことが大切です。
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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:03 | 令和2年の「み教え」