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2020年04月15日

●仕返しの心を捨て、積徳を心掛ける

 ずっと以前ですが、二代教会長先生と三代教会長先生が車に乗っておられた時のことです。教会の運転手さんは常に丁寧に安全運転をなさる方でしたが、車が阪神高速を走行中に長距離の大型トラックが車線を越えて近寄ってきて、先生方の乗っておられた車に接触したのでした。

★車体右側にトラックのホイールが接触し、大きな傷が付くほどでしたので、双方が路肩に止まったのです。相手の大型トラックの運転手は車を降りるなり、開口一番「ちょっと〇〇まで行くのに急いでいます!」と言われたのです。三代教会長先生は、「そうですか。お急ぎでしたらどうぞ行かれて結構ですよ。後はこちらで修理させて頂きます。」とだけおっしゃり、事故扱いにはなさらず、そのままトラックは去ってしまったのでした。後にこの事故のことについて「あのように、誰も怪我をすることなく、軽く済ませて頂いたのは大変有難いおかげです。このことによって、私共のめぐりをお取払い頂けたのです。こちらが喜んで有難く修理させて頂いたらよいのです。」と、おっしゃったのでした。

★満員電車で人に押されたり、あるいは、濡れた傘が当たったりすると、仕返しまではしなかったとしても、つい相手を悪く思ってしまう心が湧いてきやすいものです。難に出会った時には、そのことによって、めぐりをお取り払い頂いたのですから、「本日は、このことを以てめぐりのお取り払いを頂きまして、有難うございます。」と神様に御礼申し上げ、そのことを喜ばせて頂くことに心を向けさせて頂いたらよいのです。いつも、「めぐりをお取り払い頂き、お徳を積ませて頂くことは有難い」ということを念頭に置かせて頂いて、いざという時にも心を神様に向けさせて頂いて正しい判断がさせて頂けるよう、おかげを頂きたいと思います。

★『信心の浅い時には、人から悪しざまにそしられるとすぐ腹が立って、こらえきれないで、しっぺ返しのようなことをする。しかし、信心が少し進んでくれば、人からそしられると、腹は立つけれども、信心しているからと思ってこらえられるようになってくる。信心がずっと進んでくると、人からそしられても腹が立たない。腹が立つどころか、かえってその人が気の毒になる。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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