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2020年03月30日

●真に有難しと思う心

 二代教会長・伊藤コウ師がご在世中のことです。九之池氏は学校卒業の後、朝から晩までの銀行勤めの為に、運動不足や不規則な食事が続かれ、段々と体力が落ちて、肺結核になられました。医師からは、「仕事はやめて、滋養のあるものを食べ横になっておくように」と、言われたのでしたが、九之池氏は「何もせずに寝込むだけでは申し訳ない!」と思われ、週1回専門病院に通われながら、自宅で療養することを決心なさったのでした。そして、毎朝朝参りをしてみ教えを頂かれ、1日の事をお願いし、帰ってから軽い畑仕事をする生活を続けられたのです。

★翌年には仕事に復帰され、朝参拝、会社勤め、農業をなさる日々を送られたのですが、およそ2年後に、今度は腸結核を併発なさり、医師も匙を投げる容態になられたのでした。あまりにも辛くて、お広前で御祈念させて頂かれると、「お前の気持ちはよくわかった。今まで辛抱したのだから、もう少し辛抱しておかげを頂きなさい。」と、心に響かれたのでした。

★九之池氏は、「なんとしても、神様におすがりしておかげを頂くのだ!」という一心で、朝参拝、畑仕事、夜参拝という生活を送られたのです。食事をするとすぐ下痢をし、骨と皮だけに痩せていかれましたが、それでも、神様におすがりして、参拝と農業に励む生活を1年近く続けられました。

★そうなさるうちに、次第に体力を頂かれ、遂に肺結核、腸結核、全快根切れのおかげを頂かれたのです。更には、結婚して4人の子宝にも恵まれる等、まさに「炒り豆に花が咲く」おかげを頂かれたのでした。

★「生神金光大神様、天地金乃神様、有難うございます!」という一心で、神様におすがりさせて頂き、家族を拝み、仕事を拝み、住まわせて頂いている家を拝み、全てを神様のお恵みと、有難く頂いてお礼を申せるような、心のおかげを頂きたいと思います。そのような心にならせて頂くためには、これまでお礼を申すことが出来なかった物に対して、あるいは人に対して、お礼を申す稽古をさせて頂きましょう。小さな稽古の積み重ねが、やがて有り難い実を結び、人からも神様からもご信用頂けるような信心に、成長させて頂くことが出来るのです。

★『有難いことを知らぬ者に困ったり、難儀な者が多い。信心して思い分けができて、有難いことが分かって御礼が言えるようになると難儀災難が払われ、達者にもなってくる。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:54 | 令和2年の「み教え」