金光教阿倍野教会ページ内リンク


2020年02月08日

●お礼の申し足りないお詫び           

以前、御本部参拝の際に、三代金光様の奥様の金光キクヨ姫様のお話を改めて頂き直すことがありました。

★ある先生の子供さんが丹毒という病気であられたそうです。丹毒とは、皮膚の浅いところで化膿性の炎症が起きる病気だそうで、手や足などが腫れ上がったり、リンパ節が腫れて痛みを伴ったりするそうです。当時には珍しいペニシリンの注射を打ってもらい、子供さんの熱が引いて、翌日にはもうほとんど治ったかのように回復なされたので、心配して下さったキクヨ姫様のところへお礼を申しに行かれたそうです。キクヨ姫様が「様子はどうか?」とお聞き下さったので、「はい、おかげさまでもう大丈夫です。それにしても、ペニシリンという注射は良く効きますね。驚きました。」と答えられると、キクヨ姫様は「そうかそうか。それは良かった。有難いことじゃ」と仰って、目をつぶって神様にお礼のご祈念をして下さったそうです。

★そして後に「そういう薬を発明して下さったのは、どこのどなたか知らんが、有難いことだなあ。何度お礼申しても、申し足らんなあ。あなたはお礼を申したか?」と仰せられたのです。そのお言葉をお聞きになって、英国のフレミング博士に手紙で御礼状を書いて送られたということです。

★私達も、日々の生活の中で、薬のお世話になる時も多々あります。どんな薬でも、一生懸命研究して下さって、開発なさった方々のご苦労があって使わせて頂いていることは、大変有難いことでありますのに、それだけの人の働きや、ご苦労に思いを馳せることは、なかなか出来ていないことに気が付かせて頂きます。生活の中には、御礼を申し上げることが足りないことがどれほどあるでしょうか。天地のお恵みであるガスや電気や水や食物…等、当たり前のように使ってはいないでしょうか。どれほどお礼申して使わせて頂いているかを考え直すように、キクヨ姫様は大変分かりやすくみ教え下さったのです。改めて、お礼の申し足りないお詫びを申させて頂くことが大切だなあと思わせて頂いた次第でありました。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:53 | 令和2年の「み教え」