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2020年01月13日

●おかげの元を忘れない

昭和27年1月11日の月例祭の日のことです。あるご信者がご主人に「今日は阿倍野教会の月例祭ですので、月例祭にお参りして頂けますか?」とお願いなされました。するとご主人は「今日は戎さんに残り福をもらいに行く。金光様の月例祭は毎月あるが、戎さんは1年に1回だから、今日は戎さんに行く。」と言われ、一番良い着物を身につけて今宮戎神社まで行かれたのでした。

★そして帰る途中、いつもとは違う遠くの銭湯へ寄られました。脱衣所で着物を脱いで、貴重品を番台で預けることなく、着物と一緒に全て脱衣所へ置いたままお風呂へ入られました。お風呂から出ると、なんと貴重品だけでなく着物から下着まで全て盗まれていたのでした。それからご主人は、月例祭はどんなことがあっても欠かすことなく参拝し、商売の品物のお初穂は必ず月例祭にお供えされることを心に決められ、より一層実意丁寧にご信心に励まれたのでした。さらに、結構なご信心のお徳の積み重ねにより、現在も息子さんやお孫さんが家業と信心相続のおかげを頂かれ、繁盛させて頂いておられます。

★結構な有難いおかげを頂いている元を忘れてはいけません。命の大元は天地金乃神様です。そしてお取次の神様として生神金光大神様があられます。また代を重ねて受け継いで下さった二代金光様三代金光様四代金光様がおられます。私達はそうした大切な親を頂いているのですから、その親の御恩を忘れないようにさせて頂くのです。

★それぞれの家も同じことです。有難いおかげを頂いてきたその中身を、忘れないようにさせて頂かなければなりません。自分自身が頂いてきたおかげを忘れてしまうということは、自分を忘れたと同然です。自分が産んで頂いて、今日まで育てて頂いた御恩を忘れないようにさせて頂くのが、このお道の根本です。どこまでも実意丁寧に、ご信心を求め求めさせて頂くことが大切なのです。

★『実意丁寧、これが金光様が神様からご信用を受けられて生神様になられたもとじゃ。天地金乃神様を信心する者は、このもとの実意丁寧を一番に見習わねばならぬ。』
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:38 | 令和2年の「み教え」