金光教阿倍野教会ページ内リンク


2019年11月20日

●死生の安心を頂く信心          

原さんという家庭が、入信前に娘さんを亡くされて、奥様が頭を病んで何も出来なくなってしまわれました。そんな奥様の様子を見られたご近所の方が「娘さんの霊が奥さんに取りついて悩ましている」という考え違いも甚だしい言葉をかけてしまったところ、あろうことか、そのご主人が感化されてしまい、激情にかられて、「手塩にかけて育てた娘が、母親に取り付くとはどういうことか!」と娘さんの骨壺をかなづちで砕いて、近くの池へ投げ入れてしまわれたのです。奥様の状態はますます悪くなられたのでした。その時に、お隣に住んでおられた前田さんというご信者にお導き頂かれ、参拝されるようになり、奥様は日参なさって信心を進められたところ、有難いことに全快のおかげを頂かれました。

★娘さんが亡くなって1年後、東京に行かれていた息子さんが、肺結核と腸結核を併発して大阪に帰って来られましたが、日に日に悪くなり、お医者さんにも見放され、奥様は「せめて死生の安心を頂きたい」と無神論者であられたご主人をお導きなさいました。初代教会長先生は、高熱を出されて御用が出来られない状態であられましたので、初代教会長先生に代わって二代教会長伊藤コウ師が、そのお宅の帰教式に向かわれたのです。

★コウ師が家に到着した途端、お医者さんが出てこられ帰って行かれました。家に入りますと、奥様が「たった今、息子(洋郎)が息を引き取りました」と言われたのです。コウ師は御神前で、神様に事の次第を申し上げられ、「生きている間に死生の安心を頂きたい、ということでありましたのに、亡くなられてからでは私の役目は果たせません。何としてでも御用にお使い頂かねばなりません。どうぞ、息子さんが息を吹き返しますように」とお願いなさいましたら、何と有難いことに息子さんは息を吹き返されたのです。

★そして、帰教式をお仕えになられた後、息子さんは食事を頂けるまでに回復され、1週間以上も命を延ばして頂かれ、「先立つ不孝をお許し下さい。私はこれまで両親の愛情によって育まれました。これから御霊となって、両親のことを守らせて頂きますから」とご両親に挨拶をしてからお国替えされ、後々両親が丁寧に霊神様を祀られ、立ち行くおかげを頂いてゆかれたのです。

★『天地金乃神様は天地を一目に見とおし、守っておられる。人間は神の氏子、神様のおかげを身いっぱいに受けるように、この身この心を神様に向けて信心せよ。何事も無礼と思わず一心に取りすがっていけば、おかげが受けられる。枯れ木にも花が咲くし、ない命もつないでいただける。わが身におかげを受けて、難儀な人を助けてやるがよい』
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 令和元年の「み教え」