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2019年09月25日

●徳と力                      

三代教会長先生の同期で、子供会の頃から共にご信心なさり、共に住吉中学へ進まれ、共に軍隊へ行かれたご信者がおられました。そのお方は国税局の監督官をなされ、税務署の副署長まで務められ、後に税理士として開業しお役に立たれたのでした。

★ご信者の事務所は、所長であるご信者を初めとして、所員、事務員の3人で仕事をなさっていました。先々、若い所員のお方に事務所を任せると伝えておられたのです。しかし、その所員さんは、事務員さんを連れて、無断で事務所をやめ、担当の顧問先をもって独立されたのです。

★ご信者は、2人に対して一切腹を立てずに「これまで積んできためぐりを、神様がお取り払い下さったのだと思います。不行届きをお詫び申し上げます。どうぞ、やめた方々が立ち行かれますように。これをおかげにさせて頂いて、後々の人手の御都合を頂かせて下さい。」と神様にご祈念され、やめた方々を恨む事無く、得意先に対しても悪いことを一言も言わず、立ち行かれることを願われたのです。するとすぐに、心配りがよく出来られる有能な二人のお方が事務員として来て下さり、以前にもまして、丁寧親切なお仕事が出来られるようになったのでした。また、顧問先の中の何軒かは「やはりあなたに仕事をして頂きたい。」と戻って来られたところも出てきたのでした。

★私たちは信心によって、徳と力を頂いてゆかねばなりません。その徳に応じて仕事を頂いたり、良い人材を頂いたりすることが出来るのです。また、お土地や家においても、同様であります。論語の中に、「其の才有りと雖も。其の力無きときは行われず。其の才、其の力有りと雖も、其の徳無きときは行われず。(才能があっても力が無ければ成就せず、才能と力があっても徳が無ければ成就しない)」とあります。どれほど学問を修めて知識と教養があり、地位があったとしても、自分の力だけで自分の身や周囲の方を守り、自分の才能だけですべてに都合良く生活する事は、決して出来ません。全てにおいて神様のおかげを頂き、お徳を磨き大きくしていくことを心掛けて参りましょう。

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