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2019年09月24日

●親孝行のお徳

 昨日は、天候気象の上にも結構なご都合お繰り合わせを頂き、秋季霊祭をお仕え申し上げることが出来ましたことは、真に有り難いことでございます。

★昭和53年秋季霊祭当日の早朝に、あるご婦人がお国替えになりました。前日の夜にはお風呂できちんと身を清められ、秋季霊祭のお琴の御用にお使い頂くべく、枕元に着物等の準備をきちんと整られて、床に付かれたままお国替えになられたのでした。身も心も清められた状態で、何の痛み苦しみもなく天寿を全うされた、大変有難いお国替えであられたのでした。

★この方は、近所でも有名なほどに頑固なお舅さんと同居なさり、ご信心を元に真心込めて親孝行が出来られたのでした。始めの頃は辛くて、二代教会長・伊藤コウ師にお取次頂かれますと、「あなたの家には有り難い宝があられますね。お舅さんは、家の宝ですよ。そのお舅さんを大切に、真心込めてお仕え出来るかどうかで、あなたの家が結構に繁盛するかどうかが決まりますよ」と、み教え頂かれたのでした。

★それから、ご信者は心を入れ替えられて、どんな時もお舅さんのことを第一に、戦後で食料事情が厳しくても、自分は黙って一食抜いてでも、お舅さんには白米を食べて頂かれたそうです。また、お舅さんが銭湯に行かれる時には、先回りして番台さんに「今から父が来ますから、よろしくお願いします」と挨拶なさり、急いで帰ってから、お義父さんが歩いていかれる後ろを、ご本人に気が付かれないように付いて行かれ、お義父さんが入られたら、また番台さんに、「義父が入りましたので、よろしくお願いします。」と、お願いなさるというように、徹底してお世話をなさったのでした。

★お舅さんが80歳になられた時、「私も一緒に教会に参拝する」と仰いました。そして、コウ師の元へお届けに行かれ、「うちの嫁をこん立派な嫁に育てて頂きまして、有り難うございました。これからは私も日参させて頂きます」と、お礼を申されたのでした。

★『死んで、ものを言わぬようになってから、ああもしてあげておけばよかった、こうもしてあげておけばよかったと、心残り多いことが多かろうが。親孝行は親の達者の間にしておかねばならず、信心は生きておるうちにしておかねば、後の祭りになるぞ。早うて間に合わぬためしはあるまい。親の達者の間の孝行と、生きておるうちの信心とが、家繁盛のもとじゃ。』

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:46 | 令和元年の「み教え」