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2019年09月16日

●生かして頂いている有難さを忘れずに・・・

 私が金光教学院にご修行中に、学院長として御用なさっておられました内田守昌師は、大変立派な先生であられました。常に厚重なお人柄で、ご高徳な先生であられましたから、私は尊敬いたしておりました。その先生が、ネフローゼ症候群を患われ入院なされた時のお話です。

★入院されて薬を毎日投与して頂かれ、一週間が経ってもなかなか効果が表れず、医師から「今日も効果が無い。」とばかり言われたそうです。毎日効果がないと言われますと、「もうこれで私は死んでしまうのではないか・・・」「私の家族はどうなるのか・・・」と、心配に捉われて不安でたまらない日々を過ごしておられたそうです。

★そんなある日、松山成三先生の奥様の松山いち先生が、病院にお見舞いに来て下さり「お願いしておりますよ。」と仰せになられたそうです。そのお言葉がすとんと内田師の心に納まり、「そうだ、御祈念して頂いてるじゃないか。この親奥様の願いの中に、すべてお任せしたらいいじゃないか。自分で力んであれこれ心配せずともよいじゃないか。」と思われたそうです。涙があふれ「今日がおかげ日だ!」と大変有難い気持ちになられたのです。すると次の日に医師から「内田さん、薬が効いた!」と告げて頂き、それからどんどんと良くなられて、病院食も美味しく頂くことが出来、毎日完食され、全快のおかげを頂かれたのでした。

★日々、「見直し・聞き直し・考え直し」をしてゆくことが、日々の信心の稽古だとみ教え下さっています。振り返らせて頂きますと、有難いことばかりなのですが、その有難さがずっと続かせて頂くことがなかなか出来ていません。たとえ今病床にあっても、或いは困難の真っ只中であっても、お命を頂いて生かして頂いているからこそ、このような経験がさせて頂けるのですから、「生神金光大神様、天地金乃神様、有難うございます。」と、まずお礼を申すことから稽古させて頂きたいと思います。毎日、本当に心の底から有難い、という喜びに満ちた心持ちで、日々の生活を努めさせて頂きますと、将来にどれほど有難い道が開けることになるでしょうか。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:49 | 令和元年の「み教え」