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2019年02月16日

●本気になって願う

 戦後間もなくの頃、あるご婦人がどなたにお導きされた訳でもなく、門の提灯を見られて訪ねて来られました。お結界で三代教会長・伊藤良三師に、「私の主人が何処に居るのか分かりません。主人の居所を占って頂けませんか?」と尋ねられたのです。良三師が事情を伺われますと、元々近くに住んでおられたのですが、戦争でその方は子どもを連れて疎開し、ご主人は家に残られました。終戦後1年程経ってから帰ると、ご主人が居なくなっており、親戚の家を転々としながらご主人を捜しておられるということでした。

★良三師は、夫婦共に内地に居ながら離れ離れになられたことや、終戦後1年間も自宅へ帰られなかったことを不思議に思われ、さらに事情をお尋ねになると、「実は、主人は何らかの病気にかかっており、ドイツ語で書かれたおかしな薬を飲んでいましたが、それを私に隠していたので、主人を信用できなくなってしまっていたのです。」とその方は話されたのでした。それをお聞きになった良三師は、「ご主人が病気にかかられているのなら、しっかりと支えて家老としての働きをさせて頂くのが本物の奥さんであるのに、それが出来られていない。改まって本物の奥さんにならせて頂けるようにお願いしなさい。教会は占いをする所ではなくお願いをする所です。ご主人の居所が分かるように神様のお徳におすがりしましょう。神様を信じて疑わないようにお願いしなさいよ。」とみ教えをなさったのでした。

★その直後、ご婦人は教会からの帰り道に、駅の陸橋を歩いておられると、おじさんに出会われました。ご主人を捜していることをお話しなさると、なんとおじさんは直前に駅の構内でご主人を見かけておられたのです。また後に、ご主人の家も見つかり家の前でじっと待っておられると、ご主人が帰って来られ、とうとう会うことが出来られたのでした。

★本物の願いを立てさせて頂きますと、環境が整い人も協力して下さるのです。神様がお導き下さって、手を引いて下さり「こちらの方向へ行きなさいよ」と道付けをして下さるのです。その願いを成就させて頂くためには、どこまでも願い続けて本気になって、神様を離さないようにすることです。そして、決して諦めることなく、自分自身が「ご修行させて頂こう!」と本気になっておすがりさせて頂くことが、おかげを頂く方へ導いて下さるのです。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:54 | 平成31年の「み教え」