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2018年12月14日

●驕り、油断を取り去る

 昭和の初め、阿倍野教会に入所されたある修行生の方は、胸の病の治癒を願って、毎朝3時4時に起床され、阪堺電車の東天下茶屋駅から教会までの道路を竹ぼうきで掃除されるご修行を続けられたのでした。また、夏も冬も一重の着物で過ごされ、夜寝る時も夜具を使わず休まれるというご修行をなさったそうです。胸を病んでおられる方がそういうことをすれば、通常でしたら病気は悪化し倒れてしまわれても不思議ではないことです。しかしながら、ご修行を続けられた結果、徐々に病気は平癒され、ご布教を願われるまでになられたのでした。

★その際伊藤コウ師に、「私は、小さな借家住まいは性に合いません。応援しましょうと言って下さっている方がいますので、その方に土地も借りて木材も借りて、立派な教会を建てて布教しようと思っています。」と言われたのです。コウ師は、「あなたの考えはよくわかりました。それではあなたの思う通りになさったらよろしい。その代わり、今後一切あなたと阿倍野教会とは縁を切ります。あなたとの関係は、師匠と弟子でもない。そんな方針は阿倍野教会にはありませんから、道が違います。広い世の中、あなたと同じ考えがあるでしょうからそんなお師匠さんを探しなさい。」と仰ったのです。その修行生の方は「私の考え違いでありました。み教えを頂いて、目が覚めました。お許しください。人から借りて人に用意してもらうという事はいたしません。いくら外側の入れ物ばかり立派にしても、中身が伴わず、徳も力もない私ではお役に立ちません。」とお詫び申されたのでした。その方は心を改められて小さな家を借りられ、一から一つ一つ積み上げられ、布教所を開設されました。そして、7年後には次のお広前に移られて教勢発展を遂げられたのでした。

★「楽な方へ行きたい」「自分は正しいと思いたい」等々、自分の弱さ、おごりの心から目を背けず、日々お取次、み教えを頂いて、信心辛抱のお徳、ご修行のお徳を積ませて頂きまして、真の繁昌の道を歩ませて頂きたいと思います。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:43 | 平成30年の「み教え」