金光教阿倍野教会ページ内リンク


2018年12月13日

●必死になっておすがりする

12月12日は、昭和36年に71歳でお国替えされました土井徳松氏の御命日でした。土井氏のご家庭では、長女・光子さんが9才の時に肺門リンパ腺炎に罹られた折、病気全快のために、東天下茶屋に開業していた専門の医師を探している際に、偶然にも阿倍野教会の旧広前の提灯を見つけられ、門をくぐられたのが参拝の始まりでした。

★初めて、二代教会長伊藤コウ師にお届けをされた時、コウ師より「娘さんが胸の病気ということですが、親が今、胸を悩まされているようなことはありますか?」と尋ねて頂かれたのです。土井氏はお米の卸し業と小売業を営んでおられ、一軒売掛金の回収が滞っているところがあり、そのことで家庭が不和になっていることをお話しされました。

★コウ師より「親がそうして心を悩まし、家の中が不和になっていることが、子供の病気につながっているのです。売掛金は神様の銀行に無期限の定期を作ったと思って、後は催促はせずに時節を待たせて頂きなさい。その後のことは神様にお任せして、あなたはしっかりと信心をして、家の中が円満になるように、神様を杖にして娘さんの病気全快をお願いさせて頂きましょう。」とみ教えを頂かれたのです。

★それからはご夫婦で熱心に、西区九条から日参されて信心に打ち込まれたのでした。すると、なんと今まで滞っていた売掛金を先方から未払いの分を2回に分けて、全て支払って頂けるおかげを頂かれたのです。また、同時期に長女さんの病気も全快のおかげを蒙られたのでした。

★その後、戦災に遭われ、奈良に移られました。全くの素人が一から農業を始められたので、稲作、畑作(スイカ・大根等)、果樹園の農作業の上に大変なご苦労をなさいました。ある時、スイカの苗が病気になった時には、バケツの水に御神酒を入れてスイカの苗にかけさせて頂き、泣きながら必死になって神様にお願いされたところ、苗の病気はなくなり、元気に成長することが出来たのでした。

★またある時には、たくさんのスズメが田んぼに実った稲穂を食べに来るので困られたことがありました。土井氏は、お礼とお詫びを申し上げた後に、「スズメも立ち行かなければなりませんので、どうぞスズメにも餌を与えてやって下さい。」とお願いなさったのです。そうしますと、隣の松林にたくさんの虫が発生し、今まで稲穂を食べていたスズメがその松林の虫を食べてくれ、お米も無事収穫させて頂くことが出来られたのでした。普通であれば、スズメに稲穂を食べられたら、スズメに腹を立ててしまいがちですが、そこをスズメの立ち行きをお願いなされたのです。

★人間ですから、不安や心配が起こってきますが、その不安や心配を神様にお預けして工夫をし、一心に神様におすがりさせて頂いておりますと、様々な苦難を万事におかげを頂いてゆくのですね。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:38 | 平成30年の「み教え」