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2018年09月30日

●出来てきたことの元を辿って改まる

現在、台風24号が日本列島に接近しておりますが、今日の夕方から近畿地方に最接近すると予報されております。日本各地に大きな被害がなく済ませて頂けますよう、ご祈念させて頂いております。

★9月4日に、広い範囲で猛威を振るった台風21号が通過しましたが、その猛烈な雨風の影響により、真栄根館3階で雨漏りが見つかりました。大難を小難におまつりかえ頂いてのことで、御礼を申している日々です。この雨漏りも原因を詳しく調べて、正しく手入れをしていかないと根本的に解決しないのですが、すぐに足場を組んで調べて頂くということは出来ませんので、一時的な補修をして来年に業者の方に、足場を組んで調べて頂く予定になっています。一つ一つ出来てきたことの元を辿って、大元を直していかなければ、その現象が収まるということはないのですね。

★私達の毎日の生活でも同じ様です。今、目の前のことに右往左往して、その時点での現象そのものに対応しただけでは、根本的な解決とは言えないのです。雨漏りがしてきたから、バケツで受けただけでは雨漏りは直りませんね。心や体が病んでいたり、仕事の上での様々な問題、また家族の間での問題、人間関係でのトラブル、経済的な資金繰りの問題…等々、日々あらゆる諸問題が起こってきますが、その原因・出来てきたことの元となるところを辿っていって、改まってゆくおかげを頂かなければ、全てが収まってゆくということにはならないのです。

★どこをどのように改まっていけばいいのか、日々見直し・聞き直し・考え直すことがご信心です。目の前のことに振り回されていたのでは、本当の解決にはなりません。また、目の前のことをただ「どうぞうまくいきますように」とお願いしているだけでは、本当の幸せを掴ませて頂くことにはならないのです。日参と聴教に励み、み教えを頂き直して、我が心に頂いたみ教えを自分の生活に照らし合わせて、どこをどのように改まらせて頂くことが必要か、しっかりと考え直すことが大事です。それには、我良しと思う心を戒めてゆくことが大切ですね。
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2018年09月29日

●願い礼場所、信心の稽古場所

 脳卒中の後遺症で手足が麻痺して動かなくなり、家でずっと寝ておられるご婦人がおられました。その方は、ご主人と娘さんが何もかもお世話して下さっているにもかかわらず、「布団の敷き方が悪い!」「足音がうるさい!」など勝手気ままなことを言ってしまわれる状態であられました。ご主人が「私達がいくら言っても聞いてもらえない。もっと徳のある人に言って聞かせてもらおう。」とお考えになり、月例霊祭の日に奥様を連れて家族で教会にお参りされました。祭典を拝まれ、お説教を頂きますと、奥様は「私ほど気ままな人間はいない。優しい娘や主人に長い間甘えてばかりで相すまんことであった。今日のみ教えは私一人に言うて聴かせて頂いたようだった。」と思われ、それから心持ちが180度変わられたのでした。

★「これからは、娘や主人に少しでも世話を掛けんように、自分のことは自分でさせてもらおう。後遺症はあるけれども、病人にはならない。少しでも役に立つことをしたい!」と心を決められ、半身不随のため自分で立って歩く気が無かったお方が、掃除や食事の用意など、今まで家族にしてもらっていたことを、出来る限り自分でなさるように努められました。「これから改まらせて頂きますから、どうぞ動く身体にならせて下さい。」と神様に一生懸命にお願いすることを続けられ、有難いことにだんだんと手足が動くようになり、呂律が回らなかった言葉も、はっきりと発音できるようになっていかれたのでした。そして、徐々に歩いて参拝がさせて頂けるようになり、さらにはお宅祭をお仕えさせて頂けるまでに有り難いご家庭へと作り変えて頂かれたのでした。

★教会のお広前は、氏子の願い礼場所、信心の稽古場所です。我情我欲をお取払い頂くご修行の場であり、み教えを頂いて生涯信心の勉強をさせて頂く場所であり、また、有り難い御神徳によって心も身体も癒して頂ける場でもあります。お広前に正座をさせて頂いて、神様に心を向けさせて頂き、心の中の乱れ・汚れをお取り払い頂くことが、おかげの始まりとなるのですね。

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2018年09月28日

●逆境を乗り越えてゆく力

三代教会長先生が、ご自身の戒めとしておられた心構えとして『天は私に必要以外の何ものも与えず、長い人生に遭遇する一切の経験は、皆自分の本心の成長の為にあって、無駄なことは何一つない。敢然として試練に堪えよ。たとえそれが天災や病気や怪我であっても、或いはあらぬ中傷であっても、また気の進まぬ仕事であったとしても、何事も御神意と受け取り、困難を困難とせず、明るく生き抜く覚悟を以ってせよ。』と仰っておられます。
人間には生まれながらにして、神様から逆境を乗り越えてゆける力を銘々に頂いています。出来てくることの全ては自分自身の成長の為にあると思わせて頂いて有難く受け留め、神様にお願いさせて頂きながら、前向きに生活させて頂くことを心掛けましょう。

★逆境を乗り越えてゆく可能性を目覚めさせ、発揮させるには、
1)どんな時にも明るく前向きに受け止める。(環境の変化も前向きに受け止める。適度なストレスも必要なことであり、適度な緊張が生まれ努力ができる。一切ストレスがない環境であれば、人間は成長しない。病気も失業も有難いと受け止める。)
2)どんな出来事にもそこに意味が含まれている。(出来事の中には都合の良い部分もあれば、都合の悪い部分もある。自己中心的な殻を破ってゆき、良い部分を見るように心がける。)
3)願いを大きく強く持つ。
4)人との出会い、与えられたチャンスを大切にする。(未熟な自分を自覚し、与えられたチャンスを逃さない。)
5)感動すること。
6)感謝すること。
7)世のため、人のためを考えて、行動する。(自分のことよりも人の幸せを先に考える。自分が与えられている仕事が、世の中の役に立つのだと思って、仕事に励む。)

★『悪いことを言うて待つなよ。先を楽しめ。』『今月今日で一心に頼めい。おかげは和賀心にあり。』
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2018年09月27日

●難あって有り難し

 二代教会長・伊藤コウ師は、ご生前に、「朝、少しでも早く起きて、天地の道理であるみ教えを頂くということは、それだけ、日々立派な人間に成長させて頂いているということです。生神金光大神様のお取次を頂き、み教えを頂くことによって、心も体も健康にならせて頂き、物事を気に病まず、何が起きてきても不足を言わず、万物を有り難く拝むことの出来る人間ならせて頂くことが出来るのです。例えて言えば、黒砂糖を煮出すと、炊けば炊くほど五目や灰汁が出てくる。それ等を捨てていくと、段々と綺麗な砂糖になる。人間もそのように、難儀なことが起きてくるから、それをご信心をもって有り難く受けさせて頂くことによって、不成心をお取り払い頂いて、心も体も磨かせて頂いて、信心が向上させて頂けるのです」と、み教え下さっておられます。

★福田美亮先生は、「難あって有り難し。苦あって有り難し」と、み教え下っておられます。不足を言うこと、愚痴を言うこと・・・悪習慣は、身についてしまうとなかなか離れず、いつどこで出るか分からない恐ろしいものです。身に起きてくる出来事の全て、出会う人の全てには意味があり、有り難く受けきらせて頂くことによって、先のおかげにつながっていくのです。日々油断なく、日参と聴教に励ませて頂き、一生懸命、良い習慣を身に付けさせて頂いて、心と体を磨かせて頂きましょう。

★『心配が増したり、物事に苦を病むようになるのは、ご信心が落ちた証拠ぞ。この折、これをありがとう思うてご信心すると、これが修行になって、また一段とご信心が進んでくるが、そうでないとご信心が落ちてしもうて、心配や難に負けて、どうならぬようになってしまう。』

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2018年09月26日

●毎日み教えを頂いて、強く確かに正しい願いを持つ

先日、ある子供さんが心得違いをしておられたので、その親御さんが徹底して言うて聞かせておられました。その内容を聞かせて頂いておりますと、真に有難いことだなあと思わせて頂きました。

親は「子どもが幸せになって欲しい」とのみ考えておられ、それこそ命がけで言うて聞かせておられるのです。人生に於てこの瞬間を間違わせてはいけないと思って、必死に言うて聞かせておられたのです。それがよく分からせて頂ける内容でした。

その子供さんに「私もご両親と同じように考えますよ。親は子供の幸せを願い、その他に何も考えておられません。ただただ、あなたが幸せになって欲しい、先々は結構になってもらいたいと思うだけのことです。それは神様も同じ様に願って下さっているのです。それをしっかりと分からせて頂きなさいよ。」とお話しさせて頂いたことでした。その子供さんは「これからは親に心配をかけないように、安心して頂けるようにさせて頂きます。親孝行をさせて頂けますように、おかげを頂けますように」と心を改められたのでした。

★毎日お参りがさせて頂けていたのが、出来られなくなっておられました。毎日み教えを頂き、お届けをして登校させて頂いていたことが、出来なくなっていました。そうしておりましたら、どうなってしまうでしょうか。それは自分の願いが希薄になっていくのです。今だけ良ければそれで良いとなってしまい、段々と自分自身の正しい願いを持ち続ける、ということが出来なくなってくるのです。信心を基にした勉強をさせて頂き、信心を基にした御用をさせて頂いて、本当に世の中のお役に立たせて頂ける人間に成長させて頂くことが大切です。

★人間ですから、間違わないということはありません。しかし間違いを分からせて頂きましたら、さっと改まって、すぐに本筋に戻るということが出来ていくのが、おかげを頂いていく有難い姿ですね。いつまでたっても間違いに気付かず、理解が出来ず横道に逸れてばかりいますと、本筋に戻るのが大変難しくなり、命の危険を感じたり一家離散のような大きなことになってから、初めて気付くのです。そんなことでは立ち行きませんね。

★自分自身の中には教えを頂いて、正しいところを分からせて頂ける力を頂いているのです。それが我情我欲で隠されてしまいますと、本来の力が発揮できないのです。ですから、日々心を改め磨いていく稽古をさせて頂きおかげを蒙らせて頂きましょう。

★『天地金乃神といえば、天地一目に見ておるぞ。神は平等におかげを授けるが、受け物が悪ければおかげが漏るぞ。』

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2018年09月25日

●徳積みの先に開ける安心の道

 河野氏というご信者は、長年に亘って熱心に、日参と聴教に励み、御用にも喜んでお使い頂いておられました。また、近所でも有名な気難しいお舅さんに真心込めてお仕えなさることを、ご自分のご修行と覚悟を決めて取り組まれたのでした。そのお方は、秋季霊祭の前夜、お琴の御用にお使い頂かれるべく、お着物を枕元にきちっと準備なさり、寝床に休まれたまま、安らかにお国替えなさったのでした。何の不安も痛み苦しみもなく、また、ご家族の手を煩わせることもなく、実に尊いお国替えをなさったのです。

★二代教会長伊藤コウ師は「河野さんのような痛みを患うことのないお国替えは、真に有難いことです。全く家族の手もわずらわすことなく、病院にお世話になることもないお国替えで、身のまわりのことを全て整えて子孫に信心を伝え、安心のおかげを頂かれました。見習いたいものです。」と仰ったほどでした。また、後々も二人の娘さん方が、それぞれにご家族揃ってご信心を受け継がれ、霊様も丁寧にお祀りなさり、実に有り難いおかげを頂いておられます。

★命を頂いているものは皆、いつかはその命を終える時が来ます。その時を迎えるにあたって、慌てたり、うろたえたり、思い残しを作ってしまったりしなくてもよいように、日参と聴教に励ませて頂き、日々心の掃除をさせて頂いて、信心向上、信心相続のおかげを頂きたいと思います。

★『みんな、天地の神様の分け御霊を授けてもらい、肉体を与えてもらって、この世へ生まれて来ているのであろう。そうしてみれば、この世を去るのに苦痛難儀をするのは、氏子の心からのことである。天地の神様からお授けくださった体がこの世を去る時、痛いかゆいがないよう、ただ年病みのゆえというように長生きをして、孫子まで見て安心して死ぬのが、神様の分け御霊をいただいている者のすることである。金光大神の教えを守れば、末の楽しみをして、安心してこの世を去ることができるから、若い時は信心してまめで働いておいて、そのようなおかげを受けるがよい。』

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2018年09月24日

●霊様のお守りを頂いて

昨日は、天候気象の上にも万事万端のご都合お繰り合わせを頂きまして、秋季霊祭をお仕え申し上げることが出来、真に有り難いことでございました。霊様方は、どんな時も常に付きに付いて我々をお守り下さり、共に生きて下さっているご存在です。ですから、生きておられた時と同様に、日々霊様方の助かりをお願いさせて頂き、より活き活きとお働き頂けるようなおかげを蒙られますよう、私たちがしっかり信心に励ませて頂きたいと思います。

★二代教会長伊藤コウ師のご母堂である伊藤ハル氏はご生前中、神様に「どうぞ私が死んだ後も結構なお道の信心が子孫に伝わり、代々子孫も繁盛し、家も繁盛させて頂けるお徳が頂ける家にならせて頂けますように。そのために、私はどんな御修行も厭いませんから、子供の代、孫の代にはめぐりを積まないように、お徳が頂けますように。」と願って下さり、御修行して下さいました。

★三代教会長先生は、第二次世界大戦時に陸軍砲兵として招集され、内地だけではなく中国とフィリピンの戦地にも赴かれました。戦地では、中隊長としての任務を負われ、危険を感じられることも度々あられ、また命のないところを三度助けて頂かれたのです。そして、部下に配属された方々が一人も欠けることなく無事に帰還なさったのでした。三代教会長先生が教会に帰ってこられたのは、昭和17年7月10日、ハル氏のご命日でした。ハル氏はお国替えになさる直前に、「私は霊神となった後も、教会の内外を付きに付いて守ります」と言い残して下さったのでした。三代教会長先生は、お守りを受けられたことをよくよく自覚なさっておられ、霊神様に丁寧に御礼申されたということです。

★また、東苑のお土地購入の際の出来事です。入札に向けて、三代教会長先生が御霊前で一心に御祈念されていました。するとハル氏がお出まし下さり、金額を教えて下さったのです。三代教会長先生はその通りになされ、無事落札のおかげを頂かれたのです。

★私達の命は、ご先祖の霊様といつもつながっております。今日有り難い生活をさせて頂いておりますのは、霊様の残して下さったお徳のおかげであることを忘れず、日々お守りを受けている御礼を申させて頂きましょう。そして、日々御祈念させて頂き、神様・霊様に心を向け常につながりを持ち、神様・霊様のお心がわからせて頂ける子孫にならせて頂きましょう。
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2018年09月23日

●「させて頂く」という心

 本日の秋季霊祭に向けて、大掃除や神様・霊様へのお供え物を調える御用、内膳の御用…等、教会の内外を整えさせて頂き、御祭典の準備をさせて頂いてまいりました。それら全ての御用は、健康だからこそ、おかげを頂いているからこそ、させて頂ける御用であるのです。二代金光様は『お供え物でも何でも、自分がするのではない。みな、させていただくのである。させていただくという心には、神さまはつきまとうてくださる。』とのみ教えの通り、心の込め方を教えて下さっています。

★また、金光キクヨ姫様(三代金光様の奥様)は、『リウマチの私が病気だから出来ないと言ってしまえばそれだけのこと。そこをお願いして掃除をさせていただけた時の喜びは、元気な者が掃除をさせていただく喜びより何倍の喜びか分かりません。神様におすがり申してさせていただきたいという願いを立てれば、掃除の仕方まで神様は教えて下さいます。ご用させてくださいます。』と仰せになられたのでした。

★畳や柱を拭くという動作一つでも、「させて頂く」という心が大切です。今日まで有難いおかげを蒙らせて頂いてきましたお礼に、御用をさせて頂くことを心掛けておりますと、真心が神様に届いていくようになるのです。

★参拝をさせて頂く際にも、「自分が参拝するのではない。おかげを頂いておるからこそ、お参りがさせて頂けている。有難いことだ!」と喜び勇んで参拝させて頂きますと、その時点ですでにおかげの舟に乗せて頂けます。そして、常の倍も3倍も有難いご庇礼が頂ける参拝とならせて頂けるのですね。

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2018年09月22日

●出来事は夫婦共に改まる材料

9月21日は、二代教会長伊藤コウ師のお父上であられます、伊藤房次郎氏の御命日でした。伊藤の家の信心の初めは、コウ師のご母堂ハル氏お一人の、熱心なご信心によるもので、房次郎氏は信心に大反対でした。しかしハル氏は、どこまでも諦めず、心が変わって頂けるように一心におすがりなさいました。

★ある時、房次郎氏は、「神様なんぞいるはずがない。もしいるなら、このわしの手足が動かなくなるはずだ。」と言われ、家にお祀りしてあった小さな御神殿を庭に投げつけて壊してしまわれたのでした。すると、程なくして房次郎氏の愛娘・カツ氏の手足が動かなくなり、水も喉を通らない状態になられたのでした。毎日人力車に乗せて医師・薬・針やお灸など色々手を尽されましたが、一向に良くなりません。とうとう、房次郎氏が「どうしたら良かろう…」とハル氏に尋ねる心になられました。するとハル氏は、「お父さんが教会に参拝なさってお取次頂いて下さったら、きっと良くなります。」とすすめられ、その時初めて教会へ一緒に参拝なさったのでした。

★そこで房次郎氏は、お結界で畳が濡れるほど涙を流し、「どうぞ助けて下さい。」と願われたのでした。するとお結界の先生は、「伊藤さん、貴方の心は神様に届きました。帰ってご覧なさい。おかげを受けていますから…。」と仰せられました。急いで帰られると、それまで口もきけない、水も喉を通らない状態であられたカツ氏が、「お父さん、お帰り!」と玄関まで飛んで来たのでした。そこで親子が抱き合って泣いて喜び、そこから、家族中が勢を揃えてご信心なさるようになられたのでした。

★ハル氏は、常平生の信心が行き届いて出来ておられましたので、ご主人を責めることなく、一心に願う事が出来られたのです。夫婦の間に起こってきたことは「私の徳足らず、力足らずでこのようなことになっております。不行届きをお許し下さい。」と自らの至らない所をお詫びして、皆が助かる事をお願いしてゆく信心を、夫婦が互いにさせて頂きましょう。出来て来たことが皆おかげになります。
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2018年09月21日

●自分の為すべき行

 近藤藤守師が、より一層のご神徳を頂いてお取次の御用にお使い頂きたい一心で、山に入って浮世を離れ、ご修行させて頂きたいと、教祖様に申し出られた時のことです。教祖様は、『それは結構である。しかし、何もわざわざそんな不自由な山に行かなくても、心の中に山をこしらえて、その中で修行をしたら、それでよい。自分が山に入った心になっていれば、どんなに不自由なことがあっても、また家内のこしらえたものがまずくても、けっして不足を言うことはないであろう』と、み教えになられたのです。

★「人間関係が煩わしくて仕事にならない」「外で頑張っているのだから、家では思う様に過ごしたい・・・」等、物事がうまく進まないことを、他人や環境のせいにしたり、身近な人に甘えの心をむき出しにしたりすることは、自分に与えられた家業をおろそかにしているのです。それでは、結構になる道は開かれません。家庭において、職場において、地域社会において等、日々起こってくる問題を、自分に与えられたご修行と心得て、ご信心を元に覚悟を決めて取り組ませて頂くことによって、一つ一つ心の凝りが取れてゆき、心の眼がひらけ、神徳人徳を頂いた有り難い姿にならせて頂くことが出来るのです。

★私たちには皆、産みの親様、育ての親様、教えの親様がおられ、ご先祖霊様方のお守りを頂き、地域、社会、あらゆるお世話になって今日の命を頂いております。そのような有り難い存在であることをしっかり自覚させて頂き、お礼の心に満ち満ちた生き方にならせて頂くことを目指して、一心に家業に励ませて頂きたいと思います。

★『心行というて、人を不足に思わず、物事に不自由を行とし、家業を働き、身分相応を過ごさぬよう倹約をし、だれにも言わずに行えば、これ心行なり。』

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2018年09月20日

●信心の徳

18日には、教徒会例会が開催され、藤本氏より有難いおかげ話を聞かせて頂きました。藤本氏のお祖母様がご神縁を頂かれ、阿倍野教会へお引き寄せを頂かれました。大変熱心なお祖母様が49才でお国替えされ、それまでに子供5人のうち3人が亡くなり、残された妹は小さい頃に養女に出ていたので、残された子供は藤本氏のお母様(延与氏)たった一人になられたのです。そうして熱心に日参なさったお祖母様が49歳でお国替えなさったのです。延与氏は、あれほど熱心にお参りしていた母が、どうしてこんなに早く亡くなるのかと考えると納得がいかず、仕事の手を止めては二代教会長伊藤コウ師にお取次ぎを頂かれたのでした。27才であられた延与氏にコウ師は、「家族の中で誰かが死なねばならない時、あなたであったらどうしますか?相続人がなくなるでしょう。熱心な信心をなさったお母様は亡くなられてもしっかりと守って下さいます。神様のなさることは人間には計り知れないものです。無駄なことはされません。しっかりと信心させて頂きましょう。」と仰ったのです。そうして、様々な出来事を通して、より一層神様とコウ師におすがりなさって、寝る時間も惜しんで婦人服を縫って生計を立てられたのです。

★神様を杖におすがりなさった信心により、延与氏は35年間願い続けられた鉄骨3階建ての、新築落成という大きなお願いが、すべてにご都合を頂かれて、成就されたのでした。その家で最後まで生活することができられ、昨年96才でお国替えされました。コウ師より「延与さんは、私と一緒で定年のないお仕事やから有難いなあ。」と仰って下さったお言葉通り、お国替えされる1年前の95才まで元気にミシンを踏まれ、寸法直しや修理をしてお仕事されたのです。そして、お国替えなさる8か月前、延与氏は冬の寒い中急に外の空気が吸いたいと言われたので、シャッターを開けますと、手押し車を押して行き先も言わず、ただひたすらに歩かれました。そうして、阿倍野教会まで一心に歩かれ、教会長先生にお目にかかりたいと願われたのでした。一番参拝したかった阿倍野教会へ参拝ができられ、それが、最後の教会への参拝となられたのでした。

★藤本氏の次女は結婚13年目に自然妊娠のおかげを頂かれ、念願の子宝を授かられました。また、お孫さんは教会のお琴の御用にお使い頂かれ、大学受験では4校受験されすべて合格のおかげを頂かれて、延与氏の信心のお徳により、子孫がおかげを蒙っておられれることが分からせて頂けます。

★『先の世までも持っていかれ、子孫までも残るものは神徳じゃ。神徳は信心すれば誰でも受けることができる。尽きるという事がない。』
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2018年09月19日

●何が何でも…という心

 熱心に日参と聴教に励まれました中井氏が、脳梗塞の時に両手両足の麻痺、言語障害の症状が現たのでした。入院し治療を受けられましたが、造影検査をすることも難航し、薬を取り寄せなければ検査できない状態になりました。 しかし、その間に夢の中で、二代教会長先生と三代教会長先生と一緒に、御本部で金光様のお出ましを拝ませて頂いている光景を見られたのです。二代教会長先生と三代教会長先生が前に立って最敬礼しておられ、その後ろで中井氏が共に拝んでおられた夢でした。目が覚めて「今夢を見た。金光様のお出ましを拝んでいる夢だったなあ…」と思ったらその時、「金光様お出まし…」と口から言葉が出たのです。横で休んでおられた奥様がびっくりなさって「どうしたのですか?」と聞かれますと、見られた夢の内容を話されたのです。

★それから手も足も動き、朝にはストローで牛乳を飲むことが出来、翌日には教会から月例霊祭のお下がりで頂いたバナナを、二回に分けて食べることが出来られたのでした。後になって調べてみますと、頸部の詰まった太い血管はそのままでしたが、詰まった血管を回避して新しい血管が出来て、血液が流れていたのです。そして、後遺症なくリハビリする必要なしに、全快なさって退院させて頂くことが出来られたのでした。

★心筋梗塞での入院中の日記には、「御庇礼の高い教会の親先生のお祈りを頂きながら、ようおかげを受けられない鼻たれの信者ではいけない。私は鼻たれの信者にはならない。阿倍野教会の信者である。信心がぼけるとおかげがぼける。 退院をするには、病気に打ち克って治さなければならない。何としてでもおかげを頂かねばならない。み教えを求め、目的に信念に燃える心、これが元気な心だ。神様にすがる、一心にすがるということだ。」と病床にありながら、自らの信心を奮い立たせておられたのでした。

★そこには不安や心配は一切なく、何としてでもおかげを頂いていかねばという思いだけですね。神様を杖に一心におすがりする、ということに中心を置かれたので、おかげを蒙らせて頂くことが出来られたのです。

★『これほど信心するのに、どうしてこういうことができるであろうかと思えば、信心はもうとまっておる。これはまだ信心が足らぬのじゃと思い、一心に信心してゆけば、そこからおかげが受けられる。』

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2018年09月18日

●全てにお世話になっての自分である

16日には9月の御本部御礼参拝を、天候気象の上にも万事にご都合お繰合せを頂いて、怪我人・病人なく参拝のおかげを蒙らせて頂きましたことは、大変有難いことでした。

★ちょうど1年前の9月の御本部御礼参拝の際には、台風18号の接近の為、急きょ列車が運行できないという事態が起こりました。前日の午後4時ごろに電話があり、JRの山陽本線が当日午後より運休するとの連絡が入ったのです。早速、先生方、参拝会の方々と打ち合わせをさせて頂き、バス会社にバスを2台増発して頂くように段取りをし、先生方が手分けして午後9時半ごろまで列車で参拝される方々に連絡をさせて頂き、座席を用意して頂きました。列車に乗る予定であった方々のうち約120名の方々がバスに移行して、バス8台と新幹線や自動車で共々に無事参拝させて頂く大みかげを頂きました。神様に、私共の御祈念の足らなかった事のお詫びと、無事に参拝させて頂けたことの御礼を心から申させて頂いたことでした。

★このように振り返らせて頂きますと、自分達がさせて頂けることというのは、ほんの一部分であることがよく分からせて頂けます。事前の準備をさせて頂く上でも、心配りをさせて頂いているつもりでも足らない所ばかりなのです。また、天候気象や交通機関、運転手の方々の健康…等の上に万事万端ご都合お繰り合わせを頂かないことには、無事安全に列車やバスを運行して頂くことは出来ません。全てにお世話にならねば、参拝させて頂くことが出来ないのです。それは、家庭の中でも仕事の上でも同じことです。ですから、いつも神様や周囲の方々に御礼を申させて頂き、実意丁寧な生き方をさせて頂くことが大切であるのですね。

★『実意丁寧、これが金光様が神様からご信用を受けられて生神様になられたもとじゃ。天地金乃神様を信心する者は、このもとの実意丁寧を一番に見習わねばならぬ』
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2018年09月17日

●食を粗末にするから職を離れる

 あるご信者のお家で、可哀そうな人だからと同情されて、女中さんに雇って頂かれた女性がありました。給料日になると、働き盛りの年頃の息子さんが、その女中さんの給料をむしり取って行くので、女中さんはいつもお金に困って、難しい顔をされていたのだそうです。かまどでご飯を炊いていた時代の話ですが、この女中さんがご飯を炊かれましたら、必ず焦がしてしまわれるのでした。そして、毎回そのお焦げをゴミ箱に捨ててしまわれるので、家の主人であるご信者は「私はお焦げが好きだから捨てずに残しておいて下さい。」と女中さんに仰いました。しかし、食事の後にゴミ箱を見てみると、そう言ったにも関わらずお焦げが捨てられてあったのです。ご信者が再度同様に女中さんに言われると、今度はゴミ箱には捨てられていませんでしたが、汲み取り式の便所に捨てられてあったのです。

★二代教会長伊藤コウ師はそのご信者に「その女中さんに辞めてもらいなさい。何回言っても理解が出来ず、改まりが出来ない方を家に置いておくと、あなたの家のめぐりになります。」とお話しになりました。このように仰るとはよっぽどのことですね。与えて頂いているものを有難く思って、大切にさせて頂く生き方がご信心です。その反対に、与えて頂いているものを粗末にして毎日めぐりを積み重ねて、自ら不幸の元を作ってしまい、さらには周囲が結構にならない元を作ってしまっていては助かりません。それが続けばさらに恐ろしいことが起こってしまうのです。

★コウ師はお説教の中で「女性の皆さんは、女として生まれた喜びを噛みしめて、[どうぞ家老としての大きな使命を全うさせて下さい。家の中のあらゆることは私の責任です。私の信心の改まりが十分にさせて頂けますように。しっかりと家を治めさせてください]と一生懸命に神様にお願いしてさせて頂きましょう。女性の皆さん、一人一人が大切な使命を自覚して、どうぞ立派な機関車になって下さい。女に生まれてつまらないなど決してありません。神様から頂いている使命を果たさせて頂きましょう」とお話し下さいました。ご信心をさせて頂いている私達は、万物を生かしていくことを稽古させて頂かねばなりませんね。

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2018年09月15日

●神様の御機感にかなう願いとは?

 ある娘さんのお父さんは、大層酒乱でお酒を飲むと、お母さんに対して暴言を吐き、さらには暴力を振るうなど、家族を大変困らせていました。親戚も「あの酒呑みは焼き直さなければ治らない」というほどでした。そこでその娘さんは、母親の悲しむ姿を見るのが大変辛く、なんとか助けて頂きたい一心で、教会へお参りなさり「お父さんが飲酒をやめますように」とお届けなさいました。しかし、なかなかお父さんの酒乱は治らず、お届けされました。

★するとお結界で、[神様は親孝行が一番お好きです。あなたのお願いは親孝行になっていますか?あの父親さえいなければ私の家は結構になるのに…等と思っていませんか?それでは神様のお心には適いません。心で殺していることになるからです。神様のお心に適う願いとなるには、「どうぞ父親が健康で長生きして頂けますように、そのためにはお酒を止めてくれますように」とお願いさせて頂きましょう。それが神様のお心に適うのです。]とみ教え頂かれたのでした。

★そのみ教えを頂かれた娘さんは、ハッと自分自身の間違いに気付かれて、今までのお願いの仕方を改められたのでした。それからは、お父さんに対しての責める心を取り払い、一心に健康と長寿をお願いされるようになったのでした。すると、有難いことにお父さんは自らお酒を止めてくれるようになられたのです。そして、お父さんが熱心に信心をして下さるようになり、家庭が円満で健康な姿になってゆかれたのでした。

★阿倍野教会では、「体の丈夫」「子孫の信心教育」「豊かな生活」「平和円満」「徳と力」の五つのお願いを掲げさせて頂いております。なぜ、教会ではこのような五つのお願いを掲げさせて頂いているのでしょうか?それは、この願いは神様が一人ひとりの氏子にかけて下さっている願いであるからです。「身代と人間と達者」が揃って代々続く家とならせて頂き、神様の御機感にかなう願いを立てさせて頂くことが大切ですね。

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2018年09月14日

●人に心が向かないように

信心させて頂いて、何を稽古させて頂くのでしょうか。自分の受け物を大きくさせて頂くということや、めぐりをお取り払い頂き、徳と力を頂くことを稽古するのです。しかし、人はもっと自分の思うようになってほしい、もっと楽になりたいと思ってしまいがちです。ですから、何か起きてきますと、物事にとらわれて「なぜこういうことが起きてくるのだろうか」とか、人に心が向いている時には「あの人にこんなことを言われた。」「あの人がこう言ったからこうなった。」というような捉え方になってしまうのです。

★二代教会長伊藤コウ師は「神様に心が向いております時には、信心になっております。しかし、神様に心が向いておらない時(人や物事に心が向いている時)には、信心にはなっておりません。」と端的に仰せになっておられます。物事や人に心が向いておりますと、それにとらわれてしまって心が乱されてしまいます。人が言うことは、その時の都合によって変わります。また、その時代の価値観によっても判断は変わってきます。しかしながら、神様が氏子にそれぞれに願って下さっているお心は、どこまでも変わられることはありません。神様のお心を目当てにさせて頂けば、心は乱されることなく、迷うことがありません。それには、日々み教えを真剣に頂いてゆくことが必要です。人間の考える範囲というのは狭いものです。どのようなことが起きてきても、み教えを頂いて正しい生き方を教えて頂きましょう。その姿こそ、神様に心が向いている姿であり、有難いことに本筋を外れることがなく、間違いかけても正しい道に戻らせて頂けるのですよ。

★『信心せよ。信心とは、わが心が神に向かうのを信心というのじゃ。』
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2018年09月13日

●心に直接働きかけて下さる

先日、あるご信者が「これまで私は大変な親不孝をしておりました。いくら親が言うて聞かせて下さっても、逆らって長年に亘って親に心配をかけておりました。また反発心によってご信心も出来ずにいたことを、ご無礼であったとようやく分からせて頂きました。改まらせて頂かなければ、私は助からないと思わせて頂きます。」とお詫びのお届けに来られました。そのご信者の親御さんは、以前に「私の言うことに反発して聞いてくれず、親として何をどのようにさせて頂きましたら、神様に届いていくお願いになるのでしょうか。どのように子供に言うて聞かせればよろしいのでしょうか。」とお伺いに来られたことがありました。

★そこで「今何を言わせて頂いても受け入れてくれないということは、こちらの徳と力も足りないということですから、神様におすがりさせて頂きましょう。[私には徳と力も足りませんので、何を言うても聞く耳をもってくれません。申し訳ございませんが、神様から直接本人に伝えて頂けるようにして頂きたく存じます。私は親として改まってご修行させて頂きますので、神様から直々に子供に伝えて頂けるおかげを蒙らせて頂けます様に]とお願いをして、心を込めて日参と聴教に励ませて頂きましょう。そうしましたら、親の足らないところは足して下さいますから、日々お届けをしておすがりをさせて頂いて、おかげを蒙られたらどうでしょうか?」とお話しさせて頂いたことがあったのです。

★そしてこの度、神様から直接伝えて頂いて、本人が自らお届けが出来られるようになられたのでした。神様が時節を与えて下さったのです。この折に親も共に「子供がこのように神様から分からせて頂く機会を与えて頂きまして、有難うございました。私は親として、さらにここから子供と共に改まらせて頂きます。」とお礼を申して、お願いをさせて頂く生き方が、おかげを蒙らせて頂けるのですね。「あれは子供が悪い、子供の自業自得だ」と言っていては、結構にはなれません。それぞれに信心向上させて頂ける有難い機会を与えて頂いている、ということを分からせて頂かなければなりません。有難いことに神様はちゃんと聞き届けて下さいます。きっかけを与えて下さり、心に直接働きかけて下さるのです。「私が至りませんでした」と分からせて頂けることが心の開けるおかげなのです。

★『心のおかげが大事じゃぞ。心のおかげを先に受けたら、身のおかげは自然に受けられるのじゃ』(二代金光様のみ教え)

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2018年09月12日

●『今、天地の開ける音を聞いて、目を覚ませ。』

昨日は、月例祭に併せて合祀祭をお仕え申し上げました。

★二代教会長伊藤コウ師は、昭和7年ご母堂であられるハル刀自がお国替えになられ、合祀祭をお仕え頂かれた時、御祭典の後に、「今日ご隠居様はきれいに髪を結われて、紋付の羽織を着て、実に穏やかなお顔でお出ましになられ、お祭を喜んで下さいました。」とお話しになられました。 霊神となられたハル刀自のお姿が、コウ師の心眼に映られたのです。心を込めてご生前中のお礼を申され、徳高き霊神となって頂くようにと一心にお願いされましたら、ハル刀自のお姿がコウ師の心眼に映られたということなのです。

★私達もご信心が進ませて頂き、ご修行させて頂きますと、神様、霊様に心が通じ、近づかせて頂くことが出来るのです。そうしますとご先祖・親様が望んでおられることが分かるようになり、手を差し伸べて下さり、助けて下さることを日々感じさせて頂けるようになるのです。

★私達の目に見えている範囲というものは実に狭いのです。目に見えていない部分を大切にし、み教えを頂き直して、心を清めて磨く稽古を生涯のご修行にさせて頂いておりますと、有難い道が開けてきます。また、心の凝りを取り除きませんと、人の意見も耳に入らず、自分の殻を破ることは出来ません。一口に、「心の凝りを取る」と言いましても、なかなか自分一人で出来るものではありません。日々み教えを頂き、天地の道理を悟らせて頂くことによって、少しずつ結構な姿に生まれ変わらせて頂くことが出来るのです。ご信心させて頂きますと、今まで気づかなかったことに気づかせて頂け、見えなかったところが見えるようにならせて頂けることは真に有難いことです。

★『今、天地の開ける音を聞いて、目を覚ませ。』
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2018年09月11日

●どんな時も神様と共に

 昨日9月10日は、上田氏のご命日でした。上田氏は、ご生前中におかげ話の中で、どんな時にも心中ご祈念をしながら、心に思わせて頂いたことを素直に実行することの有難さをお話しなさっておられます。

★ある日、子供さんと教会へ参拝された帰りの事です。教会を出られて、地下鉄の昭和町の駅に着いた時に、お母様から頂いた形見の櫛がないことに気付かれたのです。どこかで落としたことに気付かれた上田氏は、すぐに心中ご祈念をされました。すると、心に上町線の線路のところに、櫛が落ちている光景が浮かんだのです。急いでその場所まで戻られますと、何と心に浮かんだ通り、線路のレールのところに落ちていたのでした。

★また、平成2年には、ご主人のご両親のお世話をさせて頂く為に、4人のお子さん方を連れて市内から堺市へ住居を移されました。ご主人は7人兄弟であり、上田氏は「夫は二男だし、うちの商売のこともあるし、私達夫婦がお世話に行くことは無理だろう…」と思っておられましたが、三代教会長先生にお取次ぎ頂かれますと、「親孝行に行かせて頂きなさい。あなた達が親孝行させて頂けば、4人の子供さんが皆おかげを頂かれますよ。」とみ教えを頂かれたのでした。ご夫婦共に、み教えを素直に有り難く守られ、常に心中御祈念されながら、実意丁寧にお世話をなさったのです。

★お父様が転倒して頭を切る大怪我をなさったり、お母様が急に意識不明のこん睡状態になられるということがあられたのでしたが、その都度、お取次を頂き、心中ご祈念を欠かさずお世話をなさって、おかげを頂かれたのでした。お母様は、奇跡的に意識が戻られ、段々と回復のおかげを頂かれました。お母様が、床ずれになっておられる体を診察して頂いた時に、上田氏は、自身の胸のしこりを医師に相談されますと、それが乳癌の早期発見のきっかけとなり、無事手術成功のおかげを頂かれたのでした。

★常に心中ご祈念を欠かさず、大きいことから小さいことまで、全てにお願いを先に立てて行い、ご神意にかなう生き方になるように稽古させて頂きたいと思います。

★『人間は小天地で、自分の頭をいつも天地の神様がお守りくだされてあるゆえに、自分の体を思うように使われるのである。信心も仕事も同じことで、信心に進めば神徳もおかげも一日まさりである』

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2018年09月10日

●万物を見て、神様のお声を聞く

熱心にご信心をなさっておられたお母さんが終戦前に家移りをなさったことがあられました。ご家族は「戦争中で空襲もあって、これからどうなっていくか分からないという状況なのに、なぜ家移りをせねばならんのですか?」とお母さんに質問なさいました。するとご信者は「親先生(二代教会長先生)に[ここの場所はどうでしょうか?]とお伺いしたら、『結構なところですな』と言うて下さったのです。

親先生が言うて下さったということは、神様が言うて下さったのですから、誰がなんと言おうと移らしてもらいます。」と言われ、ご神殿をお供して家移りをなさったのでした。戦後、その場所は大変繁盛され、そのご信者の家の軒先を貸して下さいと商売なさる方々が集まられたのです。そして毎日、「お借りした場所代です」と日銭が入るようになられたのでした。

★世の中が移り変わる中で、先を見通す力は人間にはありませんが、ご信心のお徳を頂いていけば、良い方へ良い方へとお導き頂いて、結構なところへお引寄せ頂くことが出来、有難いことにご都合お繰り合わせをつけて下さるのです。

★阿倍野教会の現お広前のお土地を購入させて頂いた際も、「なんでこんなに奥まった場所のお土地を購入なさるのか?」と思われた方もおられたそうです。しかし、都市計画で広い道路が計画され、目の前に広い通りが出来たのです。次から次へとおかげを頂き周囲を良い方向へ変えて下さったのです。

★『四季の変わりは人の力におよばぬことぞ。物事、時節に任せよ。』とみ教え頂いておりますが、何もせずに指をくわえて待っているというのではおかげは頂けません。邪心を出さず、無理をせず、日々油断のないご信心をさせて頂いて、実意丁寧にコツコツと真面目に働かせて頂きましょう。精一杯の努力をさせて頂き、お礼の働きを心掛けてさせて頂くことが大切です。

★人と比べることをせず、自分自身がどのようにおかげを頂いていけば良いのか、物事を心の眼で見させて頂き、み教えを心の耳で聞かせて頂く、そのようにさせて頂くことがご信心だと教えて頂いております。万物(色々な出来事や様々な現象)を見て、その奥にある天地の親神様のみ教え・お声を聞かせて頂き、神様の深い深い思し召しが分かるように信心の稽古をさせて頂きましょう。
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2018年09月09日

●朝参り・日参・聴教のお徳

 昨日は、みかげ例会にて、高松氏の大変有難いおかげ話を聞かせて頂きました。高松家の信心の初代であるお祖母様は、高松氏が幼い頃から子供会に連れてお参りなさり、信心の基礎を築かれました。

★高松氏は昭和51年に26歳でご縁を頂かれ、一男一女の子宝を授かり、勢信心のおかげを頂いておられます。高松氏の奥様は平成17年より、高松氏は平成22年より朝参りをさせて頂くようになられ、今日まで続けておられるおかげで、何かある度に夫婦の心が揃い、神様におすがりさせて頂いておかげを頂いておられるのです。

★娘さんは、もともと地元の公立中学校へ進学なさる予定でしたが、塾の先生から教会の近くの私立中学校への進学を勧められました。奥様は「そんな遠い学校へ行かなくても…」と思われましたが、その直後に見た夢に、三代教会長先生がお出まし下さり、首を横に振られたそうです。丁度その時、教会から子供会日曜例会のおかげ話の御用を頂かれました。娘さんはみ教えを守らせて頂くような気持ちで、おかげ話をさせて頂かれ、教会近くの私立中学校への進学を決意されたのでした。そしてその学校への進学が、後に大きなおかげとなったのです。

★娘さんが高校生の頃に、摂食障害と不登校を経験することになったのです。毎朝、奥様が娘さんを車に乗せて朝参りをし、教会長先生にお届けさせて頂いてから高校まで送るという生活を続けさせて頂かれ、高校を無事卒業されて、短期大学への進学のおかげを頂かれました。その後、仕事の上にも良縁の上にもおかげを頂かれ、住宅購入のおかげを頂き、大変有難い家庭を築かせて頂いておられますことは、真に有難いことです。それも、中学・高校の6年間、毎朝日参なさり、教会長先生にお取次ぎを頂いてから通学させて頂いたことによるものと御礼申されています。

★ご家族中が毎日の朝参りを生活の基本とし、み教えを素直に頂かれたことで、起こってくる出来事を乗り越えるお徳を積ませて頂かれたのですね。

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2018年09月08日

●問題を信心の目で見直してゆく

大変熱心なご信者でありました土井つちの氏のご家庭は、長女・光子さんが9才の時に肺門リンパ腺炎に罹られた折、病気全快のために、東天下茶屋に開業していた専門の医師を探している際に、偶然にも阿倍野教会の旧広前の提灯を見つけられ、門をくぐられたのが参拝の始まりでした。

★初めて、二代教会長伊藤コウ師にお届けをされた時、コウ師より「娘さんが胸の病気ということですが、家庭の中で胸を悩まされているようなことはありますか?」と尋ねて頂かれたのでした。土井氏はお米の卸し業と小売業を営んでおられ、一軒売掛金の回収が滞っているところがあり、そのことで家庭が不和になっていることをお話しされました。

★コウ師より「親がそうして心を悩まし、家の中が不和になっていることが、子供の病気につながっているのです。売掛金は神様の銀行に無期限の定期を作ったと思って、後は催促はせずに時節を待たせて頂きなさい。その後のことは神様にお任せして、あなたはしっかりと信心をして、家の中が円満になるように、神様を杖にして娘さんの病気全快をお願いさせて頂きましょう。」とみ教えを頂かれたのです。

★それからはご夫婦で熱心に西区九条から日参されて信心に打ち込まれたのです。すると、なんと今まで滞っていたところから未払いの分を2回に分けて全て支払って頂けるおかげを頂かれ、また同時期に長女さんの病気も全快のおかげを蒙られたのでした。

★そのお礼につちの氏は、周囲の助かりを願われ、信心の有難いことを伝えていかれました。つちの氏のもとには、近所の方がよく身の上の相談に来られていました。そんな時土井氏は、じっくりと相手の方のお話を聞いてあげられた後に「私はこのようにおかげを頂いてきました。」と言って、ご自分の体験を通して信心を基におかげを頂かれたお話を丁寧になさったのです。そうして、相手の相談事に対して具体的に解決策を示すのではなく、じっくりとお話を聞いて助かりを願われ、神様の有難さを話されて、お導きをなさったのでした。

★『人間はみな生まれる時に約束をしてきているのである。だから、家族が一人よりは二人、二人よりは三人、三人よりは五人と大勢いるほど、家庭の中に種々の難儀がある。』『これほど信心するのに、なぜこういうことが出てくるのだろうかと思えば、もう信心は止まっている。これは、私の信心が足らないのだと思い、これはどこまでも私の勤めるべき役であると思って、信心をしていかなければならない。そこからおかげが頂ける。』
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2018年09月07日

●実意を以て願う

 あるご信者が随分以前、三代教会長先生のご在世中に、阿倍野教会でおかげ話をして下さったご内容です。

★その信者は、30才の時、三重県名張で月見をしている最中に、突然月に雲がかかってきたように感じたかと思うと、そのまま両眼とも失明してしまわれたのでした。幼い頃からご神縁は頂いておられましたので、眼が見えるように、当時のご自分なりに一生懸命神様にお願いなさったそうです。しかし、なかなか改まることは出来ずにおられたようです。そのうちに、段々と自暴自棄になってしまい、自ら命を絶つことが頭をよぎった時、お母様のお顔が浮かんできたのです。

★「ここで死んだら、お母さんはどれほど悲しむだろうか…。年老いた母のお世話をするべき自分が、先に命を絶つようなことをしては申し訳ない…。」と思い止まられたのです。そして、「どうぞ、親にご恩返しの出来る人間にならせて頂きとうございます。これからは、身に贅沢なものはまといません。どんな仕事でも厭わずさせて頂きます。どうぞ生まれ変わらせてください。命の親様であられる天地の神様に、ご安心頂ける私にならせてください」と、地面にひれ伏して心の底から涙ながらにお詫びとお願いが出来られたのでした。

★そうしますと、ほのかな光に照らされた新聞の見出しがうっすらと見え始めたのです。それから次第に視力が戻り、心の眼が開けることによって、肉眼も開ける大みかげを頂かれたのでした。それからは、神様とお約束したことを守り通され、生涯ご信心に励まれたということです。

★真心を行いに現すのが実意です。この度の台風を通して、教会としても見直し、考え直しをさせて頂き、また、先々の為に神様がどのような準備をせよと仰せなのかを、しっかりと分からせて頂きたいと願わせて頂いております。

★『天地の神様は氏子の親神である。かわいいわが子を、どうして難儀に遭わせなさるであろうか。わが子をもって合点するがよい』『常平生、神様に取りすがっていれば、神様と心安くならせてもらっているも同然である。無理も聞いていただける。大難は小難にまつりかえてくださり、小難は無難にお取り払いくださる』

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2018年09月06日

●後始末は御礼の信心

4日は、広い範囲で猛威を振るった台風21号が通過しましたが、大阪市内も今まで経験したことのないような、猛烈な雨風の影響を受けました。

★お昼から教会の雨戸をすべて閉め切りましたが、それでも防ぎようのない竜巻のような風により、被害を受けたのです。真栄根館と北拝殿、また東苑と西苑の教職者の屋根瓦が一部損傷したのでした。4年前に、会堂屋根瓦葺き替え工事をさせて頂き、お広前は屋根全体の瓦を一枚一枚固定して頂いておりましたので、お広前の大屋根の瓦は全く傷つくことなく、そのままの状態を保たせて頂くことが出来ました。そうこうしている内に、北拝殿と北の駆け出しの間から雨漏りし、最初はバケツで雨水を受けていたのですが、とても追い付かず、プラスチックの箱をズラッと並べて受けることになりました。その後も、夜の6時過ぎまで先生方を初め職員の方々・子供達・御信者の皆様と、教会の内外の後片付けをさせて頂きました。そして、掃除が終わり、大過なく済ませて頂いたことにお礼を申して、夜のご祈念の時間となったのでした。

★何事も準備と後始末が大切です。行き届いた準備をさせて頂きますと、神様は有難い結果を与えて下さいます。常平生に何の準備もしないで、いざ問題が起きて来た時に、慌てふためいておりましても、何の解決にもなりません。また出来てきたことを通して良い勉強をさせて頂き、次に何を考えてどのようにさせて頂けば良いか、お知らせやお気付けを与えて下さっているのです。

★御礼の心を込めて、丁寧に掃除と整理整頓・後片付けをさせて頂くことが、御礼の信心となるのです。
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2018年09月05日

●今月今日の信心に油断なく…

 雨垂れの一滴というのは、手で受けようと思えば受けることが出来ますし、その一滴を受けたからといって特に影響はありません。しかし、その一滴が何十年も同じ場所に滴り落ちましたら、岩をも穴を開けてしまうほどの力を持っているのです。

★信心も同じことです。一日お参りをしたからといって、体質も性質も一朝一夕に変わる事はないように思えます。しかし、日々日参と聴教を積み重ねさせて頂きましたら、どれ程のお徳を積ませて頂けるでしょうか。反対に、み教えに反した我情我欲な生活を日々積み重ねておりましたら、どれ程めぐりを積んだ生活になることでしょう。

★あるご信者は、夏休み期間中から親子で朝参りが続いておられます。朝参りをさせて頂く前までは、夜遅くまで起きていた小学生のお子さんが、「一緒に朝参りをさせて頂きたい!」と早く寝て、朝5時に起床し、共に参拝されるようになったそうです。一方、高校生のお子さんの方は、「朝参りをするなら、パンのご褒美を買ってくれ。」とかわいらしいお願いをなさるそうです。年を重ねるにつれて、どんどん磨かれていく部分と、余計なものが付いていってしまう部分とがあります。小さい頃には純粋に心が神様に向かっていたのが、だんだん我情我欲が付いてしまうところがあるのです。それは、私達大人も同じことです。信心をさせて頂く者が、日々気を付けなければならない所ですね。

★今月今日、今日一日の行いが、わが身を救い助けるものとなっているでしょうか。ずっと悪い事を思い続けているということは無くても、その時その瞬間にふと思うことが、我情我欲に満ちていたり、神様のお心に叶っていないことは多々あります。それを取り払うご修行をさせて頂き、日々めぐりをお取払い頂いて、お徳を積む生活にならせて頂くことが大切ですね。

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2018年09月04日

●敬う心を大きくする

教祖様ご在世中のお話です。竹本嘉十郎という人は、高橋富枝師の六条院教会のお広前へ参拝なさっておられました。その息子さんが大病を患われた時に、教祖様から御神酒をお下げ頂いた方がよく効くだろうと思って、大本社である御本部の教祖様の元へ参拝されました。すると、教祖様のお口を通してご裁伝があり、神様は『辰の年、酒は酒屋のほぞにある。此方の酒が効くのではない。その方の所の出社を何と思っているのか。その方は、若い婦人と思って軽しめて、子守りのように思っているであろう。その婦人は此方の出社であり、金神の眷族(けんぞく)である。神と尊め。おかげを受けるのも受けないのも、その方の心にある』と仰せられました。嘉十郎は恐れ入って帰り、その後に、高橋富枝師のもとへ「御神酒をいただかせてください」とお願いに参られました。そうして改まった心で御神酒を頂かれますと、息子さんは間もなく全快されたのでした。

★高橋師を女性だからと軽くみて、教祖様から御神酒をお下げ頂いた方が、息子の大病も治るであろうという心を、神様は見抜き見通しであられたのです。また、手続きの大切なところをおろそかにしてしまっていたのです。常平生お参りさせて頂いている教会でお取次ぎを頂くということは、お結界の先生が、その氏子の御礼・お詫び・お願いの足りないところを足してくださり、生神金光大神様にお取次ぎを下さるのです。そして、その願いをお受け下さった生神金光大神様が、天地金乃神様にお取次ぎ下さるのです。そうして、何重にも氏子の願いを足して頂いているのです。おかげを頂けるのも、頂けないのも我が心にあるのです。自分の受け物をきれいにし、敬う心を大きくさせて頂くことにより、おかげはいくらでも授けて下さいます。ひびが入っておりますと、そこに水を入れても漏れていきますね。ですから、ひびを見つけて焼き付く心で信心をさせて頂く事が大切なのです。それには、日々改まりを重ね、敬う心を大きくさせて頂くという事です。

★『敬いのある人ほど、早くおかげが受けられる。人を敬うてわが身に徳を受けるとは、この事である。敬いの少ない人は、せっかく神様のおかげを受けるに、入れ物を改めておらんという事になる。』

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2018年09月03日

●ご神意にかなう生き方の稽古を

 ご神意にかなう生き方と、そうでない生き方とは、人の目から見れば、大差がないように思うこともあるかもしれません。だからこそ、日々お取次を頂いて、み教えを頂き、油断なく信心をさせて頂きませんと、知らず知らずのうちに、間違った生き方、おかげを受け漏らす生き方になりやすいことを、自覚しておかく必要があります。

★教祖様は、『病人でも、これは大病でとても助からないなどと言うが、これが心で殺すことになる。氏子の心では、助かるか助からないか、わかりはしないであろう。また、あの人は死ねばよいと言ったりもする。それがみな心で殺すのである。それよりは、どうぞ向こうが改心しますようにと、神様に祈念してやれ』とみ教え下っておられます。これを油断なく実践させて頂くには、日々の稽古と、信心辛抱が必要になってくるでしょう。

★あるご信者は、近所でも有名な気難しいお舅さんと同居しておられ、日々辛く感じておられました。そんな時、ご神縁を頂かれて、二代教会長伊藤コウ師にお届けなさいますと、「あなたは神様から結構な宝物を頂いておられるのですよ。お義父様はあなたの家の宝物です。あなたがご信心を元に、真心込めて孝行なさるか否かで、家が結構に栄えていくかどうかが決まります。」とみ教え頂かれたのでした。

★ご婦人は、「お義父さんのことを第一にさせて頂いて、何事も逆らわないことをご修行にさせて頂こう」と有り難い決心が出来られ、生活の全面に渡って実行していかれたのです。すると次第に、「主人を苦労なさりながら育てて下さり、私のような至らない者を嫁にして頂いて、長い間辛抱して下さっている。こんなに有り難いことはない。しっかりお義父さんに喜んで頂かなくては申し訳ない」と、心底思えるようになられたのでした。そんな日々を送っておられますと、お義父様が80才を過ぎた頃に、教会に一緒にお参りしたいとおっしゃったのです。そして、伊藤コウ師に、「うちの嫁を、こんなに立派に育てて下さって有り難うございます。これからは、日参させて頂きます」と、おっしゃって下さったのでした。

★日参と聴教に励み、小さなことから大きなことまで、神様のお心にかなう生き方にならせて頂けますよう、稽古させて頂きましょう。

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2018年09月02日

●繁盛する道

阿倍野教会初代教会長・伊藤徳次師の、兄・庄五郎氏が泌尿器の病気を患われ、病気平癒のため父・池田太市氏は、片道4里(16キロ)ある甘木教会へ歩いて参拝され、お取次を頂いて全快のおかげを頂かれたのでした。

★ある日の夢に、棍棒、鶴嘴を手に無頼漢が十数名「庄五郎の命はもらった」と追いかけてきます。庄五郎氏は逃げ回った挙句、教会に飛び込んだのでした。御神殿の裏へ隠して頂きますと、無頼漢が押し寄せて入ってきて「庄五郎を出せ。」と怒鳴ったのです。その時に、安武松太郎師が[庄五郎は確かにここに来た。しかし、すぐに装束を着せて御本部へ行かせた。」と言って下されたところ、無頼漢たちは立ち去ったそうです。あまりにも鮮明な夢であったため、庄五郎氏は安武松太郎師に夢の内容をお伺いされますと、「棍棒・鶴嘴を持って、恐ろしい形相の無頼漢がきたという事は、お前の家のめぐりじゃ。また、追われて教会へ逃げ込んだという事は、神様に救われにきたのじゃ。お前の家のめぐりは、一筋縄や二筋縄ではとても手に負えぬほどに手強い。お取り払い頂くためには、道の教師となって、人を助けさせて頂く徳によって救って頂くのじゃ。その理由に「庄五郎は装束を着せて御本部へ行かせた。」と言うたことではっきりしている。]と仰せになられたのでした。

★庄五郎氏が病気全快され、神様の御用に使って頂かれるはずでありました。しかし、読み書きが出来ませんから家族で話し合いをした結果、庄五郎氏の代わりとして、弟の徳次師が「私がご修行に入らせて頂くことで、家族中が助かるならば行かせて頂きます。」と覚悟を決められ、家のめぐりのお取り払いの為に家の代表として、徳次師が16才から23才まで、足掛け8年甘木教会で御修行して下さいました。そして、コウ師とご縁を頂かれ、大阪で布教して下さったのです。そのご修行のお徳というものは、家族や親族にまで伝わりました。親族が戦争に行かれても、戦死者は一人も無しにおかげを頂かれ、危ないところを何度も助けて頂かれたのです。現在もそのご信心のお徳によりまして、池田の家も伊藤の家も、縁に繋がる家が結構におかげを頂いているのです。

★御先祖は木で例えますと、根の働きをして下さっておられます。根の働きが鈍ってしまっていては、幹も太らず枝葉も茂りません。根の働きが十分になされる様、また枝葉も茂る様にならせて頂く為には、親様を大切にさせて頂き、伝えて頂いてきた信心を守らせて頂くことが大切です。

★『人間は生き通しが大切である。生き通しとは死んでから後、人が拝んでくれるようになる事である。』『木のもとへ肥をやれば、枝振りまで栄える。ご先祖や親を大切にすれば繁盛させてくださる』
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2018年09月01日

●恨みに報ゆるに徳をもってす

 阿倍野教会の信徒総代をなさった山階氏は、幼い頃に実母を亡くされ、義理のお母さんに育てられたのでしたが、「義母はいつも義弟ばかりを大事にし、自分は疎んじられている」と思い続けておられたのでした。そして、10代の終わりに家出をされ、「成功して親を見返してやりたい」という一念で、小さな鉄工所を営んでおられましたが、多額の借金を抱え、中之島公園でアイスを売って、日銭を稼がなければならない苦しい状態に陥られたのでした。

★そうして、30年以上も親に音信不通の状態が続いておられたのでしたが、49才の時にお導き頂かれ、伊藤ハル刀自より「何十年も音信不通になっているとは、どれ程親は心配されていることでしょう。それは、親不孝の極みです。そこにあなたが結構にならない元があるのです。親の御恩のわからない人間にどうして天地の親神様の御恩が分かるでしょうか!まず両親にお詫びに行かせて頂き安心して頂きなさい。これからは親孝行させて頂けるように改まりなさい。」と熱心にみ教えを下さったのでした。

★山階氏は、ハル刀自のみ教えを素直に頂かれて、早速実家に戻られてお詫びをされました。30年以上積み重ねてきた親不孝の心から、真に親孝行を願う心に切り替えることが出来られ、神様におすがりしながら、どこまでも真心で孝養を尽くされたのです。

★そうして一心にお礼とお詫びの信心に打ち込まれますと、鉄工所は10年の間に目覚ましい発展を遂げ、従業員100名を超える大きな工場に繁盛のおかげを頂かれたのでした。また、お義母さんには一番良い部屋を用意させて頂かれたのでした。

★山階氏はこれまでの恨み等をお取り払い頂いて、自身を改まらせて頂き、「どうぞ親孝行させて頂けます様に」という心に変わらせて頂くおかげを頂かれたのです。親孝行、ご恩返しという中心となる願いから外れることなく、神様を杖にして、有り難いおかげを頂く道を歩ませて頂きましょう。

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