金光教阿倍野教会ページ内リンク


2018年04月25日

●信心を放すことなく

昨日は、二代教会長伊藤コウ師のお姉様であられます、伊藤カツ氏の御命日でした。コウ師のお父上・房次郎氏は信心に大反対でしたが、コウ師のご母堂ハル氏は、どこまでも諦めず、心が変わって頂けるように一心におすがりなさいました。

★ある時、房次郎氏は、「神様なんぞいるはずがない。もしいるなら、このわしの手足が動かなくなるはずだ。神様を拝むくらいなら、わしを拝め」と言われ、家にお祀りしてあった小さな御神殿を、庭に投げつけて壊してしまわれたのでした。すると、程なくして愛娘・カツ氏の手足が動かなくなり、水も喉を通りにくい状態になられたのでした。毎日色々手を尽されましたが一向に良くならず、とうとう房次郎氏が「どうしたら良かろう…」とハル氏に尋ねる心になられたのです。するとハル氏は、「お父さんが教会に参拝なさってお取次を頂いて下さったら、必ず良くなります。」と信念を持って伝え、初めて教会へ一緒に参拝なさったのでした。

★房次郎氏は、お結界で畳が濡れるほど涙を流し「どうぞ助けて下さい。」と願われたのです。するとお結界の先生は「伊藤さん、貴方の心は神様に届きました。帰ってご覧なさい。」と仰せられました。急いで帰られると、それまで口もまともにきけない、水も喉を通りにくい、身体も自由に動かない状態であられたカツ氏が、お父さんが帰ってこられる下駄の音を聞いて「お父さん、お帰り!」と玄関まで出たのでした。そこで親子が抱き合って泣いて喜び、そこから家族中が勢信心のおかげを頂かれたのです。

★子供たちの病気を通して、信心がより一層進み、勢信心のおかげを頂かれて、明治33年に教徒の列に加えて頂かれました。そして、京都から大阪へ移ってこられて、1年後の、明治35年に、大黒柱である房次郎氏が、胃がんでお国替えされたのです。娘三人と、女ばかりの所帯ですので、ハル氏は「京都へ戻って親戚を頼るべきか?大阪へ残るべきか?」と悩まれ、お結界でお取次を頂かれたのです。先生より「伊藤さん、信心しなさいや、信心しなさいや、しっかり信心しなさいや」とみ教えを頂かれ、ハル氏は、「何処へ行こうが自分がしっかり信心させて頂いて、めぐりをお取払い頂き、お徳を積ませて頂くことが大切なのだ」と悟らせて頂かれて、大阪に残られる決心をなさったのです。こうしてハル氏は、どんなことが起きてきても信心を放すことなく、神様を杖にご修行して下さったおかげで、伊藤の家のめぐりをお取り払い頂き、子孫がおかげを頂いております。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:41 | 平成30年の「み教え」