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2017年12月20日

●信心という鍵

昭和32年にこのお広前が完成した頃のことです。

あるご信者が、真心から中古車をお供えなさろうとしたことがありました。その時に二代教会長伊藤コウ師は「その真心だけ神様にお取次させて頂きます。教会は今、ご建築が終わったばかりで、電気代やガス代、水道代を支払うことで精いっぱいです。

旧広前の頃に比べると、経費は大変多くなっており、全く余裕がない状態です。維持費を払うことも、運転手さんを雇うことも出来ませんので、今の教会には、車は分不相応なのです。それでは宝の持ち腐れになり、勿体ないことになりますので、車はお持ち帰り下さい。

先々には維持費も出せて、運転手さんも雇わせて頂くことが出来る状態になってから、現金で買わせて頂きますので、ご理解ください。」と仰ったのでした。納得されたそのご信者は、車を持ち帰られました。

★すると、別のご信者が「先生、頂いておかれたら宜しいのに…。いらなければ売られたらいいのです。」と言ってこられたのです。

コウ師は「教会はそんな人様の真心を踏みにじるようなことは出来ません。それこそご無礼です。」と仰せになり、そのお方も理解されたのでした。

★コウ師のお母様であられますハル氏は、コウ師に「ここに大きな長持(箱)があるとします。そこにはあなたが欲しい物が全て入っています。しかし、その長持には鍵がかかっています。その鍵を開けようと思えば、信心という鍵がいるのです。

生神金光大神様のお取次を頂いて、天地金乃神様のご神徳を蒙らせて頂かなければ開きません。ですから欲しいと思えば、信心して神様におすがりして、頂けるだけの徳と力を頂きなさい。そうすれば神様が鍵を開けて下さり、いくらでも欲しいものを頂くことができるのです。」と仰ったのでした。

★私達は、自分の分相応を越えてしまうことがあります。それは驕りから起きてくることです。家庭の上でも、仕事の上でも、全てにおいて信心を基にさせて頂き、常に分相応を心掛けることが大切なのです。神様からお許しが出て授かることが出来るようになるまでしっかりと信心辛抱させて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:36 | 平成29年の「み教え」