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2017年07月03日

●心眼に映る

熱心にご信心なさっていたご信者が、糖尿病と痛風の合併症で入院中に、食事が入らなくなり、検査しますと腸閉塞になっていたのです。原因であるポリープを見つけて頂きましたが、医師は「(合併症で)体中に膿が回っている状態でのポリープの手術は大変危険です。しかし、ポリープは手術でしか取れないから、後2、3日の命です」と仰ったそうです。家族は皆驚き、お広前に参拝なされ、「こんなことになるとは想像もしておりませんでした」と泣いて悲しんでおられました。

★そこで「泣いている暇はありませんよ。医師は責任上そう仰いますけど、今お願いをさせて頂いて、ここからおかげを頂いていく時じゃないですか。皆が神様に心を向けて『まだまだ親孝行が足りませんから、命を永らえさせて頂いて、どうぞしっかりと親孝行させて下さい』とお願いさせて頂きましょう」とお話をさせて頂き、一緒にご祈念をさせて頂きました。

★その晩にご信者が、白いお装束を着られてしゃくを持った先生方が4,5人ベッドを囲んで御祈念して下さってる姿を見られたそうです。夢かうつつか分からないけど、心の中はなんとも有難いという気持ちでいっぱいになられたそうです。ふと気が付くと、先生方は見えなくなっていたということです。

翌朝から茶色い液体を下からお取り払い頂かれ、その後に宿便のお取り払いを頂かれたのでした。それを聞かれた医師がもう一度検査されたところ、ポリープが無くなっていて、医師はびっくりなされたそうです。食事も頂けるようになり、無事退院のおかげを頂かれました。そして一年後、朝食を美味しく頂かれて、食後のお茶を飲もうとしたところで、倒れられ、お国替えになられたのです。

★それぞれに神様に心を向けさせて頂くということを教えては頂いておりますが、常平生のご信心がいざという時に出てくるのですね。ご信者が毎日毎日熱心にみ教えを頂かれてご信心なさっておられましたから、その心眼に先生方のご祈念下さっているお姿を映して頂かれたのです。

そして積み重ねてこられたご信心の徳の貯蓄が必要な時におろして頂けたのです。何を日々見させて頂いて、何を聞かせて頂いて、おかげを頂いていくのかということですね。氏子の願い礼場所・信心の稽古場所であるお広前に、何度も何度も足を運ばせてもらい、神様の深い深い思し召しを分からせて頂けるように信心の稽古に励ませてもらうことが大切なのです。
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:56 | 平成29年の「み教え」