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2017年06月10日

●自分の信心を振り返る

伊藤ハル刀自(二代教会長伊藤コウ師のご母堂)が、地方債を買って娘さん(コウ師の姉君)に預けておられたのでしたが、盗難にあったのか、紛失してしまったことがあられたのでした。それなりの額のものであったようで、当時小学校に勤めておられたコウ師は、生徒の中に親が警察署長をなさっている方があり、事情を相談なさいますと、お金のこともさることながら、ハル刀自の体調と、精神状態を心配なさったそうです。

それ程のことであったのにもかかわらず、ハル刀自は一切動揺されることなく、「あのお金は、ご信心させて頂くようになってから、めぐりをつまんように心がけ、お礼するところにはきちっとお礼をさせて頂いて、工夫して始末して貯めさせて頂いた穢れのないお金です。今は、伊藤の家に必要がないから、必要な人のところにいっているのでしょう。必要な時が来たら必ず戻ってきます。」と、きっぱりとおっしゃったのでした。

★また、地方債を紛失してしまったコウ師の姉君は大変申し訳なく思われ、ご自分の信心として、預かっておられた金額を返済させて頂かれたそうです。すると、10年後に伊藤ハル刀自がお国替えになられた後になって、なくなった地方債が倍の価値をもって、伊藤家に戻ってきたのでした。

★何事が起きてきても、人を憎まず、環境を恨まず、神様に心を向けさせて頂いて、全てを自分の信心を見直す機会と捉えさせて頂けば、おかげになります。上半期のしめくくりとして、あらゆることを通して自分の信心を見直し、聞き直し、考え直させて頂いて、改まりの信心を進めさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:53 | 平成29年の「み教え」