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2017年05月10日

●行き届いた心配り

 大工さんのお手伝いをするように三代教会長伊藤良三師から御用を頂いたときのことです。[大工さんのお邪魔にならないようにしなさいや。大工さんに助かってもらえるようなお手伝いをさせて頂きなさいよ。「あなたと仕事をすると楽しいですね」と喜んで頂けるような御用にならせて頂くのですよ。]と仰いました。その時に甘木教会の修行生の方が初代安武松太郎師からみ教えを頂かれたことを話して下さったのでした。それは[ある日、修行生の一人が左官屋さん(壁塗り職人)のお手伝いをしておりました。すると、「あなたは左官屋さんの手伝いをしているのですか。それとも左官屋さんを使っているのですか。あなたのような土の差し出し方では左官屋さんが一回一回腰をひねって疲れてしまいます。仕事の能率も上がりません。もっと左官屋さんが楽になるように土を差し出さなければお手伝いになりませんよ。」と、初代安武松太郎師から教えて頂かれました。]という内容でした。言われたことをただするだけではなく、その立場で自分はどうあるべきかを考え、相手が安心して仕事ができるような心配りをしていくことが大切だと仰ったのですね。

★あるご信者は「あの方は熱心に信心なさって御用をされておられます。どうしてあのように行き届いて出来られるのでしょうか。」と、二代教会長伊藤コウ師にお伺いになりました。コウ師は「あの方はいつも自分のことは思わずに周囲の人のことばかりを思っておられるので行き届いた姿になっておられるのですよ。」と、み教えを下さったのでした。周囲の人のことを考えるということは自分から進んでさせて頂かないことには出来ませんね。人から「こうしなさい」と教えて頂いてすることではなく、その時々にご祈念をして練り出していくものなのです。

★仕事をさせて頂くときは、その仕事の全体を把握する力、空間を把握する力、人と人との関係を把握する力、段取りをする力などが必要となります。段取りをする力は生き抜いていく力だとも言われています。ご信心させて頂くということは、自分がどういう立場でどのようにおかげを頂いていかなければならないのか、何を心得てしなければならないのかを一生懸命ご祈念して考えさせて頂く力を身につけさせて頂くということであり、それが生活や仕事に表れていくのです。「信心する」という心ではなく、「信心させて頂く」という心にならせて頂きましょう。そして、自分自身の言動すべてが信心になるように励みましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:02 | 平成29年の「み教え」