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2017年05月08日

●見栄や体裁をお取り払い頂く

先日、故・加川一夫先生(元在籍教師)の御母堂であられる加川たつの氏の30年祭が仕えられました。

★加川師が入信当初、ちょうど戦後で世の中が混乱した時代ということもあり、教会へ参拝された際に下駄が盗まれるということが度々起こったそうです。それも、新しい下駄、立派な下駄等を下ろした時に決まって盗まれたのです。初めは、「神様に参ってなぜ下駄が盗まれるのだろう」と不足に思っておられたようです。しかし、日々み教えを頂いてゆかれるうちに、「自分には新しい下駄をはく資格がない。分不相応なのだ」と悟られたのでした。そして、「神様からお許しがあるまでは新しい下駄を履かない」とご修行を決められました。そして、板切れを探し適当な大きさに切り、そこに鼻緒を付けて自ら下駄を作って、神様からお許しが出るまで何足も履かれたのでした。

★ある時、妹さんが来られて、「これをお家の御神殿にお供えして下さい」と包装紙がしてある箱を持って来られました。それを御神殿にお供えされ、お下げされて中を開けられますと、そこには何と新しい下駄が入っていたのでした。「長い間自作の下駄を作って履かせて頂いていたが、こうして有難いことに神様からお許しが頂けるようになったんだなあ」と思われたそうです。更にそれからもご修行は続けられ、禁酒、禁煙、遊びも一切やめるようにご修行を決められ、分相応の生活に改まってゆかれて、次第に家庭は円満に、商売も繁盛させて頂くおかげを頂かれたのでした。さらに、ご信心を頂かれて結構に改まっておかげを頂かれるご様子を、姉妹も近所の方々も見られてお導きが出来られ、加川師のお宅祭に近所の方々が次々とお参りになられて、改まりとお導きのおかげを頂かれたのでした。

★見栄や体裁に構うことなく、「自分はここを改まらせて頂きます」と一生懸命改まってご修行に励ませて頂きますと、神様はその実意をお受け取り下さり、結構なご庇礼が頂けるのですね。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:37 | 平成29年の「み教え」