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2016年12月12日

●正しい願いを持つ

 阿倍野教会が吉野通りに布教の初めの頃のことです。あるご信者が初めて参拝された時、初代教会長先生と二代教会長先生がお留守で、お広前には御隠居様(二代教会長のご母堂・ハル刀自)が座っておられました。あるお方が参拝され、「この神様は何でも願いを聞いて下さると聞いたので参拝しました。うちには身寄りのない厄介者の居候がおります。その居候が腎臓病により浮腫で体が腫れ上がっており、お医者さんは何日と持たんと仰ったのですがまだ生きております。この厄介者が早く死にますように。」とお願いをなさったのです。

★そのお願いを聞かれたハル氏は「この金光様のご信心は、そういうお願いはしません。そういうお願いをするならお断りします。この神様は天地の親神様で命を授けて下さる神様です。何としてでも助けてやりたい、氏子が助かりさえすればそれでよいと願って下さっている神様ですから『早く死にますように』なんて命の親様に対してご無礼です。ですから、そんなお願いは致しません。」と仰せになりました。参拝された方も理解され、「どのように願えば良いのでしょうか?」と聞かれたのです。ハル氏は「『どうぞあの方の病気が早く治られて、一日でも長生きして頂けますように。』というお願いならさせて頂きます。3日間で腫れが引くようにお願いしましょう。」と正しい願いの仕方を教えられたのでした。そうして、その方は今までの間違えた考え方を改められ、正しい願いをもって、日々教会へ参拝され、願われたのです。

★そうしますと、居候の方は3日間で全身の浮腫が治まり、普通の食事が頂けるほど元気になられ「有難い有難い、こんな私のことをお世話して下さいましてこのご恩は決して忘れません。」と喜ばれ、1週間後に穏やかにお国替えされたそうです。

★その当時の事をコウ師は、「布教したてでみ教えがまだ地域に伝わっていない、お導きが十分に出来ていないので、そんなお願いをする方が来られ、神様に申し訳ないことでした。」と仰っておられました。真の信心を伝えていきますと、周囲の方、地域の方が正しいお願いをなさる方が日増しに増えていくということです。地域全体、市全体、さらには国全体が助かってゆきますように、心中御祈念しながら時間の工夫をして、人様のために心を配り身体を使ってお導きさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:32 | 平成28年の「み教え」