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2016年10月26日

●親は祈ってじっと待つ

 ★ある中学生のご信者はご両親と月の初めには必ず一緒にお参りなさって、お献備にご自分のお願いを書いてお届けなさっています。幼少の頃から続いておられることですが、信心と勉強と御用に取り組まれる姿勢は、まことに真面目で地道に努力なさり、いつも感心致しております。しかし、中学校に入学してから勉強の仕方が掴めず、なかなか成績が伸びないことや気力が充実しない状態であることをお聞きしました。

★お母様は成績が悪い時にはイライラして、「もうちょっと何とか勉強してくれたらいいのに…。小学生のときはよく出来て親を喜ばせてくれたのに…。」とばかり思ってしまわれるそうです。さらには「あの学校は子どもに合ってないのではないだろうか?このままなら先々どうなるやら分からない…!」等と嘆かれるということでした。そのお子さんは素直で考える力もありますので、お母様に、「子供を信じてあげて下さい。この子にはこの子のペースがあるでしょう。そろそろ子離れを考える時期ですよ。じっと見守って、少し離れて後ろから御祈念させて頂きましょう。先を楽しみにして、お子さんが本当にやる気になって勉強なさる時を待たせて頂きましょう。」とお話しさせて頂いたことでした。

★先日、ご両親がお礼のお届けに来られ、「子供が俄然やる気になって勉強をやり出しました。成績の良い子や先生にどんな勉強をしたら良いのかを聞いて努力したようです。お陰様で今回の試験では学級では一番良い成績の教科が複数あって、学校の先生方が驚かれたそうです。有難うございました。」と聞かせて下さいました。成績が伸びたことだけが有難いのではなく、本人が自らお願いしてさせて頂く気になって努力なさるように成長させて頂かれたことが有難いことです。それをじっと待って長期に亘った願いを持ち、祈らせて頂くことが親の役目なのですね。親がどこにでも子どもに付いて行って傍で力を足すことはできません。祈りを込めることはとても大きな力となる大切な事ですね。

★三代金光様の奥様であられる金光キクヨ姫様は『子どもが大きゅうなるほど親の心も大きゅうならにゃあ、親の値打ちはなくなってしまいます。その子その子で皆違うのじゃから。人とくらべてあれこれ言うてはなりません。しっかりお礼申して、先々お役に立つ子としてのおかげをお願いさせていただかねばなりません。』とみ教えを残して下さいました。親子の間では共に育ち合うということが大切です。そして親は子のことを長期に亘ってお願いさせて頂き、じっと時節を待つことを心掛けましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 06:08 | 平成28年の「み教え」