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2016年10月05日

●心が神様に向かう 

 ご隠居様は、豊中教会の御大祭の際に、前日・当日・翌日と3日間泊まり込みで御用奉仕をなさっておられました。二代教会長伊藤コウ師が10才の時のことです。ご隠居様がどんな時にも神様に心を向けられていることがよく分からせて頂ける、忘れられない出来事がありました。

★秋になりかけたある日、コウ師のお姉様であられます、スエ氏が急に腰がぬけて立てなくなってしまわれたのです。原因は、夏に冷たい物を食べ過ぎたり、夜も冷やして寝ていたことでした。丁度それは豊中教会の御大祭の時で、ご隠居様は御用奉仕があられました。ご隠居様は、「食べる事から便所に行かせて頂く事等、全てにおいて自分ひとりでさせて頂けるようにおかげを頂いてゆかねばなりません。この子のことは神様にお預けさせて頂き、私自身は神様の御用にお使い頂いて、先祖からのめぐり、私の代で積んだめぐり、またこの子が積んでしまっためぐりをお詫びさせて頂き、お取払い頂かないことにはおかげを頂くことは出来ません。どうぞよろしくお願いします。」と神様にご祈念させて頂かれました。

もし、神様に心が向いていなければ、病人の傍で愚痴・不足を言い、自分も病人も苦しむということになってしまっていたかもしれません。しかし、神様にお任せさせて頂き、神様を杖にさせて頂くことが出来られましたので、迷う事なく御用に出かけられることになさいました。「あなたも一人で何もかも出来るように神様におすがりして私が帰るまでにおかげを頂きなさい。」と伝えられましたら、スエ氏も得心なさったのでした。

★ご隠居様は親として至らなかった自分と子供の気随気儘をお詫び申されながら、常々掃除が行き届かない納屋や便所のお掃除を自分が引き受けてなさり、実意丁寧に御用に励まれました。その間、残されたスエ氏は、これから3日間おかげを頂かねばなりません。親に喜んで頂けるように改まる心が決まらせて頂き、御礼とお詫びを申しながら身の回りの事を自分でさせて頂かれました。そして、3日後にご隠居様が帰って来られた際には、「このように良くならせて頂けました。」と出迎えさせて頂かれるまでにおかげを頂かれたのです。この経験が良い機会となり、スエ氏はご自身の生活を改まらせて頂け、また自分のことでなく、親のことを第一に考えさせて頂けるように変わらせて頂かれたのでした。

★御用をさせて頂きますと、心がすぐに神様に向かわせて頂くことが出来ます。子供に起こってきたことを、親も子も共に改まらせて頂くことが大切であるのですね。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:42 | 平成28年の「み教え」