金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年06月26日

●日々お世話になる全てに御礼を申す生活

 先日、敗血症の診断を受け、緊急で入院なさった方がありました。人工呼吸器を装着され、抗生物質の点滴治療を受けておられました。勿論しゃべることも水を飲むこともできない状態でしたから、一週間ほど後に容態が回復するおかげを頂かれ、23日に人工呼吸器を外して頂いた時には、「お水を頂ける事が本当に有難い!大変美味しく感じる!話すことが出来ることは何と素晴らしいことだろうか!」と喜ばれていたそうです。毎日、変わりなく飲ませて頂き、食べさせて頂くことが出来る、ということはどれほど有難いことかがよく分からせて頂きます。目が見えることや耳が聞こえることなどは、当たり前のことではありません。使わせて頂いている身体の各器官にも御礼を申し上げることが大切だと痛感いたしました。

★また、私たちが生まれてから今日までと考えてみますと、どれほど多くの物にお世話になっていることでしょうか。ただ物を使うのではなく、使用させて頂く物に御礼を申す信心を教えて頂いていることは真に尊いことです。阿倍野教会の毎日4回の教話に使わせて頂いている演台も初代教会長先生のご布教の初めから95年に亘って使わせて頂いております。多くの先生方がお話しなさってこられた演台は、布教の初めからご祈念が込められています。真に有難いことです。また、真心のこもった、価値あるものを毎日使わせて頂いております。お広前の御神燈、御霊燈は大谷相模掾鋳造所で作って頂きました。こちらでは、「名古屋城の金のしゃちほこ」や「法隆寺五重塔」「東大寺金堂」等に関わる仕事を手掛けてこられましたが、型は残さないため、二度と同じものを作ることはしないそうです。有難いことに、丹精込めて作って頂いた御神燈、御霊燈は、昭和33年から現在まで60年近く使わせて頂いております。完成当時、大谷氏が「毎日乾いた布で拭いて下さい。」と仰いましたので、その通りにさせて頂きましたら、今では何とも上品な輝きを見せてくれております。

★真心を込めて御礼を申しながら大切にさせて頂くと、物は何十年でも生かして使わせて頂くことが出来ます。生活の中で、当たり前のように使っている自分の身体や物に御礼を申し、全ての生命を大切にする稽古をさせて頂きましょう。

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

金光教阿倍野教会 公式ホームページへ◆
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:51 | 平成28年の「み教え」