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2016年06月24日

●たらいの信心

三代教会長先生の同期で、三代教会長先生と共に子供会でご信心なさり、共に住吉中学へ進まれ、共に軍隊へ行かれたあるご信者がおられました。そのお方は後に国税局の監察官をなされ、税務署の署長を歴任されて、後に税理士として開業しお役に立たれました。

★税理士になられてから、船場の丼池にある立派な問屋さんの顧問先を持たれました。その問屋さんは、お父さんが亡くなられて息子さんに代替わりしたのですが、お父さんのご時代は、実にしっかりとお仕事がなされて繁盛されました。それから息子さんが跡を継ぎ、相続の件になると当時で4億円という金額をごまかそうとしました。

★そこでその税理士の方がそれを見て、その息子さんに「これを修正申告しましょう。神様の目はごまかせませんから、こういうことはしてはいけません。」と忠告されました。すると、その息子さんは「あんたは私の敵か。税理士なら私の味方になれ!」と言われて修正せずにそのまま申告してしまったのでした。そしてその息子さんは、そのお金で土地を買って、大きな屋敷を建てられたのです。すると、何年か後の昭和40年2月に「丼池の大火」と言われる大家事に遭われ、帳簿も金庫も持ち出せずに、家も全て焼け果てて土地も屋敷も手放さなければならなくなり、後にその家は絶えてしまうことになったのです。

★向こうへ向こうへと水を押しますと、たらいの向かい側のふちに当たって返る水の様に、相手の為を思ってさせて頂いている良いことは、後々自分自身に返ってきますが、こちらへこちらへと引くように自分に取り込もうとすると、後々自分の手から放れてしまいます。人の目をごまかして得をしても、後に損をして倒れることになるのです。神様を目当てにご修行し、神様と共にある生活を意識し、神様に対して正直な生き方を心掛けさせて頂くことが大切です。我が心におられる神様が常に見て下さっていることを意識し、背かない生き方に努めさせて頂きましょう。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】
posted by 金光教阿倍野教会 at 05:31 | 平成23年の「み教え」