金光教阿倍野教会ページ内リンク


2016年04月20日

●真の助かり

昨日は、昭和49年72歳でお国替えされました松本光治氏の御命日でした。松本氏は「盲目の画家」と称され、文部省美術展覧会や台湾の総督府美術展、一水会の美術展に入選され、後進の方々の育成にもお役に立たれたお方です。

★松本氏は、網膜色素変性症というご病気で両眼の視力をほとんど失われました。松本氏は画家であられましたので、医師から次第に視力を失うことを告げられた時には、36才の時には自殺未遂を図るほどに生きる気力を失われたのでした。 そうした時に、奥様がお導き頂かれ、二代教会長伊藤コウ師より、「今から神様にお願いさせて頂いて、絵を描かせて頂けるようになりましょう。」と有り難いお取次ぎを頂かれたのです。

松本氏は、日々教会に参拝なさり、み教え頂かれた通りに180度心を変えられ一心にお願いが出来るようになられました。すると、暗闇の中に針ほど光を見ることが出来る時間が朝の一分間程ですが頂けるようになったのです。そのわずかな映像を脳裏に焼き付けて、奥様の献身的な手助けを頂かれながら、手探りで油絵を描くことを始めることが出来られたのでした。

そうして、一水会という芸術展に昭和27年から40年までの14年間、連続で入選されるという大変素晴らしい功績を残されたのでした。更に有難いことには、松本氏は、無償の奉仕で後進の指導に力を入れられ、若い方の縁談のお世話なども積極的になさったのでした。まさにみ教えを頂かれたことによって、神様から与えて頂いている力を引き出して頂かれ、新しい人生を歩ませて頂くことが出来られたのです。

★私達は、苦難を切り開いておかげにさせて頂く強い力を神様から頂いております。その事を自覚させて頂きますと、過去をもおかげにさせて頂き、現在を喜び将来を楽しんで、今日一日を大切に暮らすことが出来るのです。神様が喜んで下さり、また自分自身が有難い生き方がさせて頂け、そのことによって職場でも家庭でも周囲の方が助かって頂けることが、真の助かりと言えるのではないでしょうか。
【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】
posted by 金光教阿倍野教会 at 07:15 | 平成23年の「み教え」