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2016年04月01日

●お礼とお詫びを先に

 昨日3月31日は、昭和42年に70才でお国替えされた植田氏の御命日でした。植田氏は信徒総代の御用にお使い頂かれた方ですが、お若い頃に会社で鉄板が倒れてきて、右手の親指が皮一枚残して切れてしまう事故に遭われました。すぐに病院に行かれたのですが、医師からは、「一応手術しますが、元の通りにはなりません。」と言われたのです。当時の外科手術では治る見込みは少なかったのです。植田氏の奥さんは、早速教会へお参りし、二代教会長伊藤コウ師に、「親先生、体裁が悪いですからせめて格好だけでもひっつくように、おかげを頂きたいと思います。」とお届けなさいました。

★するとコウ師は、「私はそんなお取次はようしません。役に立たない格好だけの指なら、セルロイドでも木でもひっつけておきなさい。そんなお願いは、天地の親神様に対してご無礼でしょう。天地をまる生かしになさる親神様の御神徳を、汚し奉るようなお願いは出来ません。『元通りにしっかり働きの出来る指にして下さい。』というお願いならさせて頂きましょう。」と仰ったのでした。

★そのみ教えを頂かれた奥さんは、すぐに改まられました。普段から、危険な現場でご主人が無事に仕事にお使い頂いておられたお礼と、お礼の足りないお詫び、妻として後ろ祈念の足りなかったことをお詫びを申され、ご主人の側で夜通し御祈念なさったのでした。すると後日、手術なさった医師が「血管も全てひっついています。奇跡的です!」と大喜びをなさった程の回復のおかげを頂かれ、元通りに働きの出来る指に治して頂かれたのでした。

★私たちは、お礼もお詫びも足りないところを、生神金光大神様のお取次ぎによって足して頂いて、お祈り頂き、願う以上のおかげを頂いておりますことは、真に有り難いことでございます。お願いをさせて頂く時にも、お礼とお詫びをまず丁寧にさせて頂いてから、実意をもってお願いをさせて頂きましょう。

『お願い一ぺんにお礼十ぺんというようにお礼を言う心が厚い程、ご信心が厚い。ご信心が厚い程おかげが厚い。』

【金光教阿倍野教会 日参と聴教 おかげは足運びにあり】

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posted by 金光教阿倍野教会 at 07:15 | 平成28年の「み教え」