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2015年12月05日

●お役に立つことが有難い!  

 ある時、二代教会長伊藤コウ師がラジオの放送局でインタビューを受けられました。その記録テープが残っています。その中で「教会に参拝される方々はどのような信心をなされているのですか?」という質問に対して、次のようにお答えになっています。

「戦後の厳しい時代を乗り越えさせて頂くために、社会を支える力を頂けるようお願いなされています。苦しい経済状況、仕事での苦難、病気・災難など家庭内の問題など、さまざまな問題を抱えておられる方々が朝早くから参拝され、『今日一日、人の二倍も三倍も値打ちのある働きがさせて頂けますように』とお願いされます。そうして毎日、喜んで仕事をさせて頂くように変わらせて頂きましたら、生活の上にも、身体の上にも次々とおかげを頂かれています。そういう方々がだんだんと増えさせて頂いており、ご信心は大変有難いですよ。」

★すると、インタビュアーの方が「それ(朝から参拝に時間を費やし、そんなにも行き届いた働きを為すこと)は自分を犠牲にするということですか?」と問われました。コウ師は、「そのように喜んで働いて国家社会のお役に立つ人が増えていかないことには、戦後の荒廃から立ち直ることは出来なかったのですよ。それはこれからも同じことです。『一生懸命に働かせて頂き、お役に立たせて頂こう!』という心構えの方々が国家社会を支えてゆくのです。それを喜んでさせて頂ける方々が増えさせて頂けるのが、ご信心なのですよ。」とお答えになりました。

★インタビュアーの方からすると、損な生き方のように感じられたのかもしれません。しかし、「どれだけ楽をして多く給料をもらえるか」という事を考える人ばかりですと、国家は成り立ちません。どんな出来事にも環境に対しても、前向きに喜んで、お役に立つ働きがさせて頂ける人間にならせて頂けますよう、信心を進めさせて頂きましょう。

★「上農は草を見ずして草を取る。(草が地上に生える前にとっておく)中農は草を見て草を取る。(生えてきた草は取るようにする)下農は草を見ても草を取らず。(草が生えてきたことに気が付いても取らず、どうにも手が付けられ なくなった頃に慌てる)」(高橋茂久平師)

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posted by 金光教阿倍野教会 at 05:45 | 平成27年の「み教え」